三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

おかずにはならない

2009-07-06 19:57:36 | こんなものを食べてみました。
<本日の食事>
朝:きなこベーグルと丸麦伽哩ベーグル半分ずつ(Bio cafeで購入)ニンジンスティック味噌添え コーヒー
昼:お弁当(ごはん、豚ももと野菜の味噌漬け焼き、ゴボウ・ニンジン・じゃがいものキンピラ、卵焼き)トマトグリーンサラダ(99shopで購入)コーヒー
夜:車麩と野菜の炊き合わせと雑穀せいろご飯せっと @大戸屋 目黒店

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はて、麩って食べたことあったっけ?と思ったのだ。

そもそもが、主役級の食材ではないお麩。
麩を食べたことは記憶に残りにくい上、近年まで食わず嫌いで避けてきた可能性がある。

ならば、もしかしたらこれが初めての体験になるのかもしれない。
おまけに、料理名の冒頭にまず麩の名が出てくるのだ。
これはいやが応にも期待させられるというものだ。

小さな土鍋の中には甘辛く炊いた野菜類と、車麩が3切れ。
切り方は大きめで、おお、主役然としている。

野菜のあとで、食む。
あわあわで、どろっとしていて、…味うすっ!
車麩の層を織りなしているあたりが豚バラの見た目にも似ているため、尚のこと薄く感じるのかもしれない。

美味いんだけどさ、どうも君でごはんを食べる気にはなれないよ。
そもそも、汁物だけでご飯を食べられない質ではあるが。
(広義で、鍋物も含まれる。すき焼きのあの味の濃さでさえ、私にはおかずに感じられない)

普段ならばおかずだけでご飯を食べ、ふりかけや味海苔なんかの「ご飯の友」をまったく必要としない私であるが、今日ばっかりは卓上に備えられているごま塩を使わせていただきました。
「白いご飯が食べられない」と、おかずが沢山あってもふりかけを使う人を今まで内心馬鹿にしていましたが、ごめんなさい。
必要だわ、味。
こういうことだったんですね。

ここまで読むと相当ボロクソだが、麩が好きか嫌いかといえば、好きである。
ぶわぶわのびたびた、食感が楽しいし。
が、今度は脇役に甘んじてる際に食したいところだ。