横浜市民になって40年近くになるのに6月2日の開港記念日イベントは見たことがなかったのだが、さすがに150周年となれば一段と力瘤が入っているだろうということで初めて出かけてみた。生憎と女房は用事があったので一人となれば電車を利用して桜木町駅がスタート地点。
11時少し前に桜木町駅に到着し、汽車道を歩いてワールドポーターズからの円形歩道橋に向えば定刻をやや遅れてラ・マシーンの巨大蜘蛛のパフォマンスが始まり暫し塀越しとなる遠目からの見物、でも最初に2匹が上陸して赤レンガ倉庫でお披露目した時の方が迫力あったな。
ちょうど11時半からのJAICA3Fレストランでランチタイムと、この日も格安Bランチは梅干風味お茶漬トンカツのセット530円也で昼を済ます。新宿にある芹沢介のデザインマッチでも有名なすずやのお茶漬トンカツは食べたことがないので味加減の比較はできないが、トンカツの衣はカツ丼と天ぷらうどんの中間のフヤケかた、汁があるので結構な腹具合になりました。
JAICAのすぐ傍の新港パークでは自衛隊の護衛艦しらゆきがこの日は12時まで一般公開中、公開は6月5日までとか。その左右の桟橋には帆船が2隻、日本の練習船海王丸はこの日午後に帆を張った勇姿を見せ、もう1隻のメキシコ海軍のクワウテモック号は一般公開中ということで賑わっている。これらの船の上空には離着陸を繰り返してヘリコプターが何度も往復、一般客を乗せていtるのだろうか。さらにはY150のマークを描いた飛行船も現れて、ゆっくりと回りながら記念日応援PRに加わる。皆さん盛んにカメラのシャッターを切るのに負けじと僕もいいアングルを探しながらウロウロ、まぁ野次馬以外の何者でもありませんが。この期間は大型帆船はメモリアルパークの日本丸と合せて3隻が見られることになり、日本丸の総帆展帆は6月7日と案内掲示があった。
この日に合せてオープンしたのが開港当初の桟橋だった場所を活用した象の鼻パーク、式典後の12時からが一般オープンで、記念イベントとして希望者を募ってのガイドツアーや大道芸や青空コンサートをやっていた。今までは昔の高架貨物線路を利用した遊歩道経由しか行けなかった大桟橋にフラットに接続されたから赤レンガ倉庫からグルッと回るに歩きやすくなった。往復するなら上下の道を変えるといいかもね。
この日の朝のTVで象の鼻地区から横浜のキング、クイーン、ジャックの三塔が眺められると放映していた場所を探したらすぐに見付かりましたよ。普通のカメラだとここまで退いて写るんですというわけだ。でも真ん中のジャックは小さく頭が見えるだけで、やや見えにくい。
久しぶりの大桟橋ではブルーインパルスの6機編隊による航空ショーが真上を中心に演じられるのを見物、最後は5機が白い円を描いて大きな五輪マークを青空に浮かべオシマイ。皆さん拍手を送ったのですがパイロットには残念ながら届かないでしょうけどね。
この桟橋からMM21地区の臨港パーク方面にかなりの人出があるのを遠望し、また逆戻りして行ってみれば海上保安庁の演習パフォマンス中。警備船の全力疾走や特殊船の消火放水を見せている。このあたり皆さんシートを敷いて座っているのは夜の花火大会が目的、その観衆を相手に昼間はこういうショーを見せてPR活動にも利用しているのだろうね。
この臨港パーク会場では市民参加の記念行事も行われていて、みらいにゴーと1500の風船をいっせいに揚げ放すなんてこともやっていました。
往復かなり歩いたのだが気持ちよい風が吹いていたので大汗をかくこともなく、いい運動になったかな。