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ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

10年に一度の大開帳中の川崎大師から帰りにはコストコに

2014-05-26 13:35:36 | その他

 この5月の一ヶ月間は川崎大師平間寺のご本尊の弘法大師像が10年ごとの御開帳というので、我家からは一番近いお大師さんで10年に一度というなら是非ともその期間の御朱印を貰っておこうかと、車で行けばその帰りには月に一度にしているコストコもちょっと回り道すれば立寄れるから好都合と、月曜日の10時前に家を出れば40分ほどで到着してしまった。

 参道までの周辺商店街らしきを暫し散策、ここの名物の葛餅(ここでは久寿餅と書かれている)の店がやたらに多くて、それも住吉屋という店ばかりが、こんなに同じ店がいくつもあってもしょうがなかろうにと、名前は同じでもそれぞれの経営者は違うんだろうか。

                         住吉屋総本店とある

                      こちらも住吉屋総本店

 テレビでも紹介されたことがある日本料理の老舗の恵の本という店も見かけたが、赤い旗看板には朝定食とあって朝食もやっているとは、ここは下町風情もあるんですね。

                      恵の本

 参道に入れば短い道筋にはトントコトントコと飴切り包丁を鳴らす松屋の飴も有名ですね、ほかにはダルマなどを並べる縁起物屋も両側にズラッと、最後には大山門前にトドメの住吉屋があって、この3種類以外の店だけでは変化に乏しい、浅草みたいにもっといろいろな店が並ぶほうが面白いよね。

                      短い参道

                      

                   大山門

 境内(冒頭写真は境内案内地図)はそんなには広く感じません、ここに正月三が日には何十万という初詣客が詰めかけたら大変なことになるでしょうね、戦災で焼けたそうでいずれも再建されたものだからまだ新しい建物で、こういうことでも浅草などとはやや雰囲気が違いますな。大開帳では本堂前に御柱が建てられ、ご本尊から繋がれた綱が取りつけられていて、これは長野善光寺御開帳の前立本尊からと同じ趣向ですね。

                   中央に柱が

 まずは参拝してと本堂に入ったら場内放送があって、11時からの法要に参加する大僧正貫主以下の面々の大行列がもうすぐあるという、早々にお参りを済まして大本坊から大本堂までの行列を見物することとなった。さすがに大寺院で大勢の僧侶が威儀を正して、中でも真っ赤な傘の下を歩かれる貫主さんは大柄な方で、一際ご立派に見えましたよ。

                   大行列

                   大本堂に

 今回初めて知って驚いたのは赤札授与というもの、この御開帳の期間だけ貫主から配布されるお札だそうで、ご利益を求めて多くの善男善女が大行列を作っていて、途中を分けて離れた場所までと延々と続いているのにはビックリ、訊けば配布時間は決まっていなくて、貫主様の御勤めのあとに感得を得られた時に配られるのだという、これには我々は並んではいられませんでしたよ。

                      このテント内は序の口で、離れた場所にこれに続く行列が延々と続いていた

 川崎大師からはコストコまではほんの10分ほど、ちょうど昼時だとコストコでまたも激安のホットドッグで済ませてしまった、我ながら安上がりに出来ているわいと。今回も買ったのはワイン中心、一番安いポルタやユーステンバーグのケース買いとボタルクラを少し、その他のは円安で以前よりもかなり高くなってしまって、あとはもっと安いスーパーの格安物を普段呑みに加えることにしましょうかね。

                         

 参拝後に頂いた御朱印は御開帳期間の特別なものとか、お参りのあとはお楽しみをというのは江戸時代から庶民の倣い、お大師様から廻ったコストコで般若湯ならぬワインを求めて、プチ参拝と物見遊山気分を味わって来たことになりましたかな。



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