ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

収穫祭は延期になったけど新米だけを貰いに 後篇

2011-10-25 16:29:45 | その他

 さて時間も12時半になって、食事処の開店直後で注文が一時に入って混雑する第一陣の食事が終わった頃だろうと、それと朝方の天気だと観光客も少ないはずで案外とスンナリ席に着けるかもと、スーパーからは10分ほどの場所にある鮮魚池田に向かう。

 この店は今回が3回目だが、やはり着いてみたらいつも駐車場が空くのを待つ車がいるほどなのにこの日はまだ数台分も余裕があって、店に入ってもすぐに席に座れた。でも我々のを注文して出てくるのを待つあいだには満席になって、外で立つ人もあったようだ。

                  鮮魚池田では空は晴れて

 店内には有名人のサイン色紙が貼られていて、その中で出色のものがクニマス発見で天皇陛下からも話題にされたかのさかな君のイラスト入りのもの、彼はさかな博士だけじゃなくイラストレーターでもあるとは聞いてはいたが、ササッと描いたと思われるこの色紙を見ると旨いもんだねぇ。

                       

 この店では皆さんの食べているのを見ると大きなキンメダイ丸ごと一匹を使った定食が一番人気で、これは一度食べてみたが我々には多過ぎるから一人が注文して取分ける手もあるかと思ったが、今回は僕はエビ天丼、女房は海鮮丼にしてみた。特製天丼というのもあったが注文直前に隣のテーブルに出てきたものを見たら、これもちょっとばかり多過ぎなんで、こちらでも昼は十分なボリューム、エビもプリプリで旨かったし。

                  エビ天丼1100円

                  海鮮丼1400円

 店の道路側の正面は魚屋になっているから食後に何かあるかと覗いてみたら、大き目のアジの干物が数パックあるだけ、やはり今朝まで海が荒れていたからアジが少しだけ水揚げされただけで鮮魚は今日はダメなんだそうだ。

 棚田倶楽部に参加した時はいつも内房の海側か往きに来た中央の道を吹き返すかだったから、この日は大多喜側の温泉に入って帰ろうとということで勝浦経由の遠回りをすることに。養老温泉と道の駅おおたきとの位置関係を調べていなかったので、先に道の駅に立寄ったのでやや行ったり来たりしちゃって。

 道の駅おおたきでも農産物などを売っていてここも安いと思います、ほかにここにはミルクプラントがあってソフトクリームが250円というのは安いよね。

               道の駅おおたき

                              

                    安くても大きいソフトクリームはコーンの最後まで詰まっていて

 確かこの先を直行で帰って行く道筋にはゆばの店があったはずだが、もう豆腐を買っていたから今回はいいからと、養老渓谷側に戻って温泉に入り、別ルートでアクアラインに戻ることになった。その温泉は温泉旅館がある場所からさらに渓谷奥の山側に入って、こんな場所にというロケーションにあるごりやくの湯という公衆温泉(冒頭写真は最奥にその温泉施設が見える)で、ここは我々は初めてとなる。

                   ごりやくの湯

 養老渓谷もここまで奥に来たのは初めてで、千葉なのに何よりも渓谷が深いのはビックリ、そんな奥まった場所にあるから露天風呂からの眺めも深山幽谷みたいな雰囲気があって、浴槽自体は大きくはないがきれいな造りで思っていたより気持ちがいい温泉ですねぇ。サウナなども数人用とこじんまりしていたが、この日は普段の休日より客が少なかったこともあるだろうけど実に好印象であった。泉質は成分量は少ないから単純泉になるのだろうが、ナトリウム・炭酸水素塩が主成分の無色透明の湯で、PH8.0、泉温17.2℃、成分総計0.664mg/kgとあって手前の栗又の滝前にあった滝見館から引いているという記載されていた。

                   外は露天風呂

 養老渓谷は新緑とこのあとの紅葉時期は見事だろうから一度は見物に来てもいいねと、それで温泉にも入ってとなると混み合ったらちょっとばかりこちらの施設規模は小さいかな。それと食事処もあるのだが、2Fの休憩所は入浴料金とは別に有料らしかったから信州などより高くついちゃうね。

 帰りがけに養老渓谷の名前の付いた養老の滝の看板がある駐車場に停まって下を眺めたら、落差はそんなにはないが昨日の雨でか水量はかなりの見事な滝が見える。ここには茶屋があってその脇から下って渓谷を散策できるらしいが、それには駐車料金を払ってということらしい。栗又の滝の散策のための駐車場なども有料らしく、こういう観光資源を活用してもらうには自治体で無料の駐車場を作ればいいのにねぇ。こんなだと養老渓谷観光は二の足を踏んじゃう気分になってしまうじゃないですか。

              養老の滝

 この日は結局最後まで雨に降られずというよりお天気に恵まれて汗ばむ陽気で、最近の気象庁は当らないことが多いような気がするが、お蔭で思いがけずいい観光ドライブができてしまった。帰りもアクアラインの木更津金田ICまでナビで一般道を指定して走ったが、少し手前からは分かりづらい道になって、普通に走ると何処か途中のICで高速に乗らないとたどり着かないように敢えてしているんじゃないかと勘繰りたくなる。アクアラインから木更津を抜ける一般道を整備してもらわんと、アクアラインから続いてすぐに降りることになる別料金の高速なんて詐欺みたいなものだもんね。


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