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ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

四日目は何年ぶりかで小海方面に 後篇

2011-10-18 15:04:34 | 信州日記

 この日も温泉にと、八ヶ岳を眺めて入ることからその八つの頂きに因んで八峰の湯と名付けられ、読み方はヤーホーの湯という公衆温泉が松原湖奥の高台に美術館とともに建てられていて、そこはまだできて数年の比較的に新しい温泉である。

 晴れてはいたがやや雲が多くて八ヶ岳の山容はやや霞んだ感じ(冒頭写真)ながら、ここまで足を延ばせば浅間山とはまた違った雄大な景色が望める。なかなかにいいロケーションを選んだものですねぇ、周囲にはマレットゴルフや運動施設にオートキャンプ゜場もあって、ドッグランの案内看板も見つけたからあとでゴン太を遊ばせてやりましょうと。館内には食事処や物産販売コーナーもあって、野菜類や加工品だけでなく先ほどの高原のパンやさんのパンも置いてあった。

 岩盤浴は別料金で一般の温泉は500円、八ヶ岳方向に開放された内風呂はやや濁りのある源泉の方はややぬるめ、隣の高温湯は無色透明、露天は中くらいの大きさで湯口からは低めの湯が落ちているからここを暫し占領して浸かることに。ほかにはサウナもあるが遠赤外線サウナだから65℃ぐらいの設定であった。泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉、PH6.8とほぼ中性、泉温46℃、蒸発残留物1144mg/kg、溶存物質1693mg/kg、成分総計1992mg/kgとあった。この温泉も信州の眺めのよい温泉ベストテンに入るんじゃないかな。

                        八峰の湯正面入口

                 

 温泉を出てからゴン太をドッグランに連れ出す。明日にはこの周囲でマウンテンバイクの大会があるということで、コースを仕切るテープが延々と続いている中にあって、これは異様な感じだね。でも犬を遊ばせる場所はそんなには伸びていない草っ原になっていて、土が見えないところがいい。先客はジャックラッセルテリアの雄雌2匹だけが走り回っている。ゴン太が入口に来たらすぐさま寄ってきて、中に入れたら2匹でジャレついてきて、ゴン太は追っ駆け回される。しかし君は思いのほかすばしっこく走れるんだねぇ、運動量では定評のあるジャックラッセルテリアに負けない走りじゃないですか。これは前に飼っていた2頭よりも運動神経がいいみたいだね。これだけ30分も走り回ったらもういいでしょう、向こうのやや太った方は走りを止めちゃったもの、ということでこちらを引き上げることに。

                        ドッグランは前方テープ仕切の中

                 3匹が走るわ走るわ

 帰り道は佐久まで直行、野沢の成田山山門で毎月第二土曜日に開催の山門市の拡大版がこの金曜日から二日間開催されていて、昼は縁日といくつかの催しを、夜はお座敷演芸大会をやるとTVの地元番組で紹介していた。行きがけに山門市開催中の看板を見掛けたものだから場所が分かって、夜の酒は飲むわけにはいかないがどんなものか見ておこうと。やってきてここが最近各地からの観光客に人気のピンコロ地蔵がある所だということも分かりました。このお地蔵さんはまだできてから間もないお姿ながら、第二土曜日を縁日としてこういう市が始まったんだそうだ。市そのものはささやかなもので、地域起こしにためにということだろうからもっと盛り上げて頑張ってちょうだいなという感じのものであった。

                              今回の催しポスター

                         左手では紙芝居を

                         通称ピンコロ地蔵

 この門前は歴史があるらしく、佐久鯉では有名な割烹花月や川魚を扱う魚甲本店があるのを初めて知ったが、大通りから入った場所だから今まで気が付かなかった。鯉の旨煮などの加工品を売っている魚甲本店の中の水槽には鯉が泳いでいて、生ものは普段は1匹買いで裁いてもらうんだそうだが、この日は夕方から山門市お座敷用に準備していた洗いのパックが保冷庫に積んであるのを見つけ、売ってくれるか訊いたら一つぐらいならどうぞということになってラッキでしたな、丸ごと買っても食べられないものね。                         

                             鯉の洗い500円

 ここのパックに入っていたのは酢味噌じゃなくワサビ醤油で、本場ではこういう風に食べるものかと、帰ってから一杯やりながら食べたら身が締っていて誠に旨い、それだからこれだけ薄づくりするんだと納得、納得。



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