
先日、中軽井沢は星野温泉のトンボの湯とハルニレテラスをつなぐ遊歩道をゴン太を連れて往復していたら、数人の人がその脇を流れる湯川をのぞき込み、ガンバレガンバレというような声援を小声で。なんじゃろかと我々も覗いてみたら、カルガモの親子が渓流を横切って反対岸に渡ろうとしていたんですね。親鳥一羽がまだちっちゃなヒナを10羽も引き連れて、ヒナは急流に流されそうで、それで激励したというわけでした。
池みたいなところなら驚くこともないですが、この急流をとなると見ていてもハラハラ、こういうところを棲み処にしているのは大変なことじゃないでしょうか。こんなに小さなヒナでもよく泳げるものだと感心して見ていましたが、やはり波立つところはヒナには無理そう、そういうところは岩の間なのでいったんはヒナはそれによじ登りますが、なかなか登れないものもいて皆さんがガンバレと応援していました。でも全部がよく頑張った、お母さんにはぐれずにたどり着き反対岸の茂みに入っていきましたよ。
そんな様子を写真に、望遠倍率が少ないカメラなので部分トリミングしたものと一対で以下に。
向こう岸から現れて
ヒナを岩に登らせて親はどうしようかと作戦考慮中みたいです
いったん下流に流されながらもやや緩やかなところを見つけて
このくらいの流れなら泳げるようですが、後ろのグループは必至な感じで
もう一つの難所を
ほぼ渡り切りました
全員が無事に渡り切れてヨカッタヨカッタと、ということでほほえましい光景を見させてもらいました。