マッタリ (´ー`) 子連れ狼が撃つ!

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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

2020-10-02 00:06:00 | アニメ
さてさて、

待ちに待った、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 』、

観てきました!(初日の翌日ですが)

2回の公開延期の末、やっとヴァイオレット・エヴァーガーデンの
『 あ い し て る 』を見届けることができました。

20時台の一番遅い回で行ったのですが、席は満席でした。
入場者プレゼントの原作者書き下ろし短編小説 の3冊が
ランダムで配布され、封を開けると、私が頂いたのは、
『オスカーの小さな天使』でした。
隣の席のカップルの女の子の方が、

 「またダブった~!」
 「明日も来なきゃかな~」

なんて、話し声が聞こえてきました。

『もしよかったら・・・』とそっと『オスカーの小さな天使』を
差し出してみました。
どうやら、これだけが揃わなかったようです。
なんでも今日の14時の回から、ずっと見続けているようで。
『コンプできてよかったですね』と、

彼女のダブった短編小説と交換しました。
これも、ヴァイオレットが紡いだなにかの縁、ちょっといい事が
できたので、上映前から気分がイイです♪

しかし、そんな気分も束の間、
上映開始5分くらいで、主人公のヴァイオレットが登場してもいないのに
もう、涙腺はウルウル状態。TVシリーズから見ている方々には、
涙なしでは見られないあのお宅と、ご様子。
このOPがあったからこそ、
「ああ、やっぱりこの物語は、ヴァイオレットというひとりの女性の
 物語なんだ」と、あらためて感じたのであります。
幼少期は、髪の毛ボサボサで、大きめの制服をだぼっと着ていましたが、
今では立派なレディに成長し、少佐の仰るように、『ヴァイオレットという
名前にふさわしい女性』になったと思います。
見た目だけでなく、感情のなかった武器が、あんなにも感情をこらえきれず
涙を流す仕草に、こちらも涙を流さない訳にはいきませんでした。
ヴァイオレットだけでなく、登場人物達の相手を思うが故の葛藤や苦しみ
辛さなどが、痛いほど伝わってきて胸が締め付けられました。
それが京アニの誇る美しい風景と相まって、スクリーンに描き出されると、
セリフや文字には現れない間や行間にも感情が表れているのを感じました。

 比べるのはちょっと違うと思いますが、新海監督作品では、隠喩的な
表現が、気持ちや今後の展開、不安、などとして描写されるシーンが
多くありますが、(例えば、月の前に✖にクロスする電線が写ってるとか)
この作品では、登場したプロット、小道具、仕草などが、後に必ず伏線を
回収して画面に現れます。隠喩的ではないので、誰が見ても分かりやすく
『あそこはどうだったんだろう?』と考え直したりすることなく、映画を
見終わったあとに、余韻に浸れます。
 正直、映画を見終わったあと、数日間は他のアニメを見れませんでした。
映画の余韻から覚めるのが嫌だったのかな?よく分かりません。

 現実の世界と同じように作品の中でも時が進み、時代は移り変わっていく
のだと思いますが、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 』というひとりの
女性が居たことは忘れ去られても、ある形として、風習として、仕草として
残っていくのだと思います。もちろん、映画を鑑賞した私の心のなかにも。


ではでは~


:追記

3週目となる、昨日の初日、2回目の視聴して来ましたぁ~♪

原作者・暁佳奈 書き下ろし短編小説冊子「ギルベルト・ブーゲンビリアと儚い夢」を
無事にゲットです!



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