マッタリ (´ー`) 子連れ狼が撃つ!

マッタリな、トイガン&ドライブのブログです♪

MICHELIN PRIMACY HP

2016-02-26 00:06:00 | ∟86
86の純正タイヤ、

いわゆる『エコタイヤ』と言われております、
MICHELIN PRIMACY HPであります。

何故に?
スポーツカーである86の純正タイヤが、
プリウスが履いているタイヤと同じものを
使用しているのか?
諸説は色々あるのですが、開発主査の話ですと、
『タイヤの性能に頼らない車つくりをしたから』
だそうです。
一般的にスポーツカーと言えば、高性能な専用タイヤ
や、ハイグリップタイヤを装着しているようですが、
この86には、専用品ではない、汎用のタイヤが履かされて
おります。
86が出たばかりの頃、一番安いグレードでは、199万円
と言う200万を切る値段だったので、コストのためにタイヤ
ケチったとか、トヨタだから上からの圧力とか、色々な噂が
飛んでおりました。
T館長に箱根で試乗して頂いた時にも、86自体は非常に高評価
だったのですが、『タイヤがなぁ~』と、ずっと惜しい様子でした。
確かに、MICHELIN PRIMACY HP、ホイールから外したタイヤ単体だと
サイドウォールはふにゃふにゃで、スポーツタイヤに比べると
頼りない感じです。

ところが、タイヤの価格を見てみると、実はスポーツタイヤよりも
お高いのです!これにはビックリ。性能では劣るエコタイヤを
さらにコストもかかるのに、なぜ採用したのか・・・
性能を表す円グラフみたいのあるじゃないですか。それによると、
このエコタイヤは、グリップ、乗り心地、エコ性能など、円で見たとき
どこも飛び出ていない、バランスのとれた唯一のタイヤだったそうです。
(価格が高いので、そこは飛び出ているようですが 笑)
そこで、このバランスのとれたタイヤをまず決めて、そこから車側を
対応させて行ったようです。
 専用のスポーツタイヤは、汎用のタイヤを履かせたとたんに本来の魅力を失い
レースなどの消耗品としては高価になる。なので、車本来の性能を上げるため
あえてスポーツタイヤとしての性能が低いタイヤでシャーシなどの運動性能を
高めていったそうです。

なるほど、そういう事だったんですね。
たしかに、履くタイヤによって性能が変わってしまう車よりも、基本の本体となる
車がしっかりしている方が良いのは、素人の私でも分かります。
また、86はスポーツカーとしては、とても窓口が広く開かれた車でもあります。
2ドアのクーペなのに、4人乗りだったり、チャイルドシート取り付け用のフックが
最初から付いていたり、色々な人たちに86の楽しさを味わって頂けるように、
スポーツカーらしからぬところもあります。
家も、4人乗りじゃなければ、未だに86乗ってなかったですしね。
タイヤの話に戻りますが、ガチガチのスポーツタイヤではないので、コンフォート性能
もいいでしょうから、ガタガタ、ゴトゴトの騒音や振動も、スポーツタイヤよりは
抑えられているでしょうし、高性能のハイグリップタイヤを最初から履いていると
限界が分からないので、危ないと思います。(私のような素人には)
T館長からのご指導もあり、これくらいになったらケツが流れそうとか、これ以上踏んだら
ヤバそうとか、少しずつですが、体感してきました。
こういった、『こうなったらヤバそう(危ないなぁ~)』というのが、分かりやすいのは
事故防止にも役立ちますよね。ハイグリタイヤだと、グリップするからとガンガン攻めてたら
限界が分からずに吹っ飛んで行きそうです(笑)
そういった、初めてのスポーツカーの挙動を勉強する意味でも、タイヤの性能に頼らない
車のつくり方はよかったんじゃないかと思います。

慣れてきたら、今度はより高性能なタイヤに替えて、車本来持っているポテンシャルを
存分に味わう事ができるのですから・・・まだまだ、ノーマルの86でも楽しめますよ♪

ちなみに、サイズは、215/45R17が純正サイズです。

このミシュランのタイヤ、かなり丈夫でなかなか減りません。
溝もまだこんなにあります。

今のところ走行距離、約2万8千kmですが、

ショルダーの減りもこんくらいです。
コンパウンドがいいのかなんだか分かりませんが、
とにかく減りませんのですよ。

今はまだオールシーズンのベクター履いてるし、
いつになったら、スポーツタイヤ履けるかな?!

コメント (2)
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