和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

聖教新聞「名字の言」

2011年03月30日 06時19分13秒 | 今日の俳句
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     名字の言

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 「東北の皆さま、負けないでください」。青森から東京へ戻る飛行機で、機長のアナウンスを聞いた。大震災の被災地に全国、全世界が「頑張れ」「負けるな」と応援を送っている





三陸地方の被災地で取材した。家族を亡くした悲しみの中から、立ち上がろうとする友がいた。連日の本紙の報道が伝える励ましの声は、確かに届いていた。同志は再起を強く決意している





それでも、ふとした瞬間や一人になった時、涙があふれることもあるのではないか。心の奥深くに刻まれた悲しみに、記事は応えられているか。自問しながらの日々であることも、また確かだった





「どんなことでも起こったならば、ここへ来られればよい。お会いいたしましょう。山の中で、一緒に飢え死にいたしましょう」(御書1222ページ、通解)。弟子らに「不惜身命」の覚悟を説く日蓮大聖人は、一方で、これほどまでの大慈大悲の人であられた





人の心は機械ではない。悲しみに寄り添い、ともに泣く。大丈夫という激励に、この「同苦」が加わってこそ、人は前を向くことができる。「人を孤独にしてはいけないし、不安をそのままにしておいては絶対にいけない」と池田名誉会長。この“人間の心”を今こそ広げていきたい。
      (飛)

【聖教新聞(3/28)より転載】


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