和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

共 戦(九)新・人間革命

2011年11月22日 08時29分29秒 | 今日の俳句
    新・人間革命

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    共 戦(九)

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 山本伸一は、山口県長の梅岡芳実に、県内各地の中心幹部や、創価班、牙城会、白蓮グループなどの責任者の、氏名や仕事などについても尋ねていった。そして、一人ひとりに励ましの伝言を託した。
 「皆さんに、私の言葉を伝えるのは、時間もかかるし、大変なことは、よくわかります。しかし、決して事務的に処理するのではなく、私の思いを、真心を伝えてください。直接、語り合うことはできなくても、共に新しい出発をしたいんです」
 伸一が、山口文化会館に到着したのは、午後三時前であった。彼は、直ちに、歴代会長の記念碑の除幕や記念植樹などを行った。続いて、集っていた代表らを励ましながら、会館の敷地を見て回った。皆から、庭などの命名を請われ、「おとぎ庭園」「かぐや庭園」……と、名前もつけていった。
 その間にも、伸一は、幹部らに、会館の在り方について語っていった。
 「来館者が休息するベンチを、もっと多く用意した方がいいのではないかと思う。会館には、若い人だけでなく、年配の方も、たくさん来られる。その方たちが、ゆっくり休めるように、工夫することが大事です。
 学会は、青年が先頭に立って広宣流布の道を開いていく“青年学会”だが、建物や運営の考え方は、若い人中心ではいけない。お年寄りや体の不自由な方、また、子どもさんのことなどを考慮していくんです。
 また、学会の会館は、訪れる人に緊張感を与えるようであってはならない。“会館に行くと、なんとなく心が安らぐ”と、皆が思えるようにしていくことです。どこまでも、会員の皆さんのための会館なんですから」
 さらに伸一は、館内を視察した。
 「昼はカーテンを開けて、余分な電気は、こまめに消していくように。また、扉の開け閉めは取っ手を持って行い、ほかの部分を触って汚さないようにする。
 最初が肝心なんです。今、きちんとしていれば、それが、引き継がれていきます」


【「聖教新聞・2011年11月22日(火)」より転載】
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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