和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

福光(十八)新・人間革命

2011年09月22日 06時57分44秒 | 今日の俳句
    新・人間革命

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    福  光(十八)

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 懇談は、物事をじっくりと語り合える好機である。山本伸一は、この機会に、特色の異なる地域をかかえる福島県の幹部に、団結の在り方を、あらゆる角度から、徹底して訴えておこうと思った。


 「幹部が本当に団結しようと決意しているならば、それは、具体的な行動、振る舞いとなって表れます。


 団結がある組織というのは、県でいえば、まず、県長と県婦人部長など、県幹部同士の連絡、報告が密です。“今日は、県幹部の誰が、どこの組織に入っているか”といったことも、お互いに知っています。また、自分の担当した地域で、何か問題があった場合も、すぐに連絡を取り合い、情報も共有されています。


 さらに、互いの気遣いがあります。


 県長が、さまざまな仕事をかかえ、一人で悪戦苦闘していたら、ほかの県幹部は、『何か、私にできることはありませんか。なんでもやらせていただきますよ』と、すぐに言えるようでなければならない。


 立場の違いはあっても、自分が中心者の自覚で、県の一切の責任を担っていこうとするのが、県幹部の姿勢です。


 それを、“我関せず”“お手並み拝見”とでもいうような態度で、冷ややかに見ているとしたら、それは、もはや、広宣流布の組織でもなければ、学会の世界でもありません。


 野球を見ても、出場選手の誰もが球の動きを注視し、展開に応じて皆が動き、もし、一塁が手薄になれば、すぐに別の選手が、そのカバーをするではないですか」


 詩聖タゴールは力説している。


 「正義の搖ぎなき信仰と結束との中に、我々の力を求めなければならぬ」(注)


 まさに、至言といえよう。


 創価の慈悲の大力もまた、広宣流布をめざす異体同心の結束のなかにこそ、大いに発揮されるのである。


 福島県の幹部たちは、伸一の話に、真剣な面持ちで耳を傾けていた。



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(聖教新聞・2011/9/22)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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