和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

ノーベル医学生理学賞に決まった山中伸弥氏

2012年10月30日 06時33分46秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)10月30日(火)より転載】


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(10/30)
 ノーベル医学生理学賞に決まった山中伸弥氏の快挙は、後進の大きな希望となった。
手術が苦手で整形外科医を挫折、研究が進まず苦節の日々――氏の体験に、多くの人が励まされた



氏は、共に受賞が決まった英国のジョン・ガードン名誉教授への感謝を語った。
「ガードン先生の50年前の仕事が正当に評価されて(中略)便乗させていただいて、受賞させていただいたようなものです」(NHK「クローズアップ現代」)



ガードン氏も15歳の時、通知表で酷評された。
担当教師は「(科学者を目指すなんて)ばかげた考えだ」「時間の無駄」と記した。
その年の生物学の成績は“最下位”。
氏は、この通知表を大切に額に入れ、研究所に飾っているという



iPS細胞は、難病の治療や新薬開発などに大きな道を開く“万能細胞”という。
いわば生命の持つ無限の可能性を引き出したのが、挫折を経験した2人であったことは感銘深い



人間には、いかようにも伸びていく可能性がある。
しかし、可能性のままで終わるか、開花させるか――その分かれ道は、挫折の時に、可能性を信じ、努力し続けられるか否かにあると、あらためて思う。
努力は常に成功に直結するわけではない。
しかし、努力のないところに成功はない。
         (立)



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