和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

福光(五十)新・人間革命

2011年10月31日 12時28分05秒 | 今日の俳句
    新・人間革命

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    福 光(五十)

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 自分の幸福しか考えなければ、心は細り、もろくなる。しかし、広宣流布のための人生であると決め、信心の大地に深く根を張れば、心は太く、強くなる。

 エゴイズムという殻に閉ざされていれば、胸に光は差さない。利他という窓を大きく開けば、希望の太陽が降り注ぐ。

 ゆえに、山本伸一は、炭鉱が閉鎖され、生活苦に喘ぐ同志たちに、広宣流布という仏法者の原点に立ち返ってほしかったのである。

 伸一は、話を続けた。

 「炭鉱に勤めていた人だけでなく、関連会社の人や、商店街など、多くの方々が、転職などを余儀なくされ、大変な思いをされたことでしょう。

 大変な人生の試練の時であればこそ、強盛な祈りが大事なんです。大聖人が『湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり』(御書一一三二頁)と言われているように、魂を込めて、必死に唱題し抜くんです。

 祈れば、福運を積めます。大生命力が涌現し、智慧が湧きます。そして、その智慧を絞り抜き、考えに考えて、果敢に行動を起こしていくんです。ただ祈ってさえいれば、どこからか、いい仕事が降って湧くように思っているのは間違いです。

 何か仕事を始めるにしても、アイデアが大事です。また、人脈等を駆使しなければならない場合もあるでしょう。ともかく、『強盛な祈り』と『懸命な思索』と『果敢な行動』で、事態を開いていくんです」

 「はい!」

 質問した壮年は、伸一の指導を、全身で受け止めるように、大きな声で答えた。

 伸一は、気迫にあふれた声で言った。

 「学会員ならば、師子ならば、何があっても信心の確信と満々たる生命力にあふれ、挑戦の気概に燃えていなければならない。つまり、元気で、生命が輝いていることが大事なんです。生命の光彩こそが、人生の暗夜を照らす光なんです。福光なんです」


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【「聖教新聞・2011/10/31(月)」より転載】
http://m.seikyoonline.jp/top/topt=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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