和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

“不屈の魂”/名字の言

2012年11月25日 05時49分54秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)11月24日(土)より転載】


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(11/24)
 「仕事が決まりました!」――男子部員の喜びの声が電話口で弾けた。
85社目の挑戦。不況の中、7カ月越しで勝ち取った栄冠である



転職活動は悪戦苦闘の連続だった。
年齢や学歴の壁を感じ、今までの仕事の経験が生かせない現実に、何度も諦めそうになった。
焦りと不安を、先輩にぶつける。
「今こそ祈り抜くんだ! 絶対に諦めるな」との励ましが心に刺さった



決意して、目標の唱題を達成した直後だった。
願った以上の好条件で就職先が決まった。
人柄に加え、確かな実績で職場の信頼を勝ち取り、広布の庭でも、地域の青年リーダーとして活躍する



“できないことはない。
不可能なことはない。どうやってやるか、それだけだ”――9月、カナダSGI主催の文化芸術祭で講演した、スペンサー・ウェスト氏の言葉だ。
氏は、幼少期に両脚を失うが、今年、ほぼ手のみを使って、アフリカ最高峰のキリマンジャロ登頂に成功した人である



“やればできる”という言説は巷にあふれているが、いざ実行するには大変な努力と忍耐がいる。

決して諦めず、決めた誓いを貫く。
この不屈の魂は、信行学の弛まぬ実践の中でこそ鍛えられ、磨かれる。
84回負けても最後の1回に勝った青年の姿は、その証明だった。
               (孝)


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