和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「名字の言」9月28日(水)

2011年09月28日 08時39分23秒 | 今日の俳句
「名字の言「聖教新聞・2011/9/28(水)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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 東北の取材からの帰り。民謡歌手の原田直之さんの歌声が聞こえてきた。原田さんは福島県浪江町の出身で、18歳の時、石巻へ。名民謡歌手・我妻桃也さんの内弟子となった。故郷の浪江町、第2の故郷の石巻――ともに、震災の大きな被害を受けた





原田さんは、師匠の十八番「大漁唄い込み」を披露していた。「松島」「石巻」「その名も高い日和山」……先ほどまで訪れた場所が、次々と歌われた。「ふるさとが失われるのは一番つらいこと」。原田さんは、そう短くコメントした





福島民謡「相馬二遍返し」も歌われた曲の一つ。江戸時代、飢饉で壊滅的な被害を受けた相馬地方の歌。豊かな自然を歌い、「どうか相馬に来てください」と、二遍(二度)、ふるさとの復興を願い誓う。切なる思いが託された歌だ





「復興」と一口に言うが、そのために、どれほどの時間と忍耐が必要だろう。「二遍返しで済まないならば」――「相馬二遍返し」の歌詞には、二度でだめなら、何度でも立ち上がる、との東北魂が歌われている





「最も大きな難を受けた東北が、最も勝ち栄えていく」と池田名誉会長は強く語る。この大いなる希望を胸に、一歩一歩、勝利へ進む人々に共感し、伴走する私たちでありたい。


         (哉)


【「聖教新聞・2011/9/28」より転載】
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125

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