和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「名字の言」・2011年12月8日(木)

2011年12月08日 10時51分52秒 | 今日の俳句
「名字の言」・2011年12月8日(木)より転載
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 この一年、愛用した手帳のページを繰ると、仕事や活動、家族の出来事などが脳裏に浮かぶ。充実した年だったか否か。心の声が聞こえる



悔いが残るとすれば、大概は決意してできなかったことだろう。自分の歴史として刻まれるのは行動に裏打ちされた結果だけだ。今、多くの広布のリーダーが期しているのは自ら戦い、動くこと。“決意上手の実践ベタ”ではいけないと、先日も、あるリーダーが自身の弘教体験を通して訴えた。話を聞いた友は「私も挑戦しよう! 大事なことは実践だ」と自分に言い聞かせた




ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』(岩波文庫)の中に、一人の貴婦人が、信仰の確信を得られない悩みを長老に問うシーンがある。その答えは「実行の愛」。人のために怠りなく行動することで確信は得られると説諭する



さらに、ある医師の話が続く。空想の中では人類をも愛する自分だが、驚くのは、そんな自分が目の前の一人と関わると、自らの狭量さが前面に出て、愛どころか憎悪さえ生まれるとの告白だ



一人の友を励まそう、友人に仏法を伝えようとの思いを行動に移す時、どれほどの葛藤と努力があるか。私たちはそれを体験している。人間を磨く極意を実践しているのだ。

       2011・12・8
          (弓)



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