和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「夢」/名字の言

2012年10月06日 07時53分54秒 | 今日の俳句
     名字の言

【聖教新聞・2012年 (平成24年)10月6日(土)より転載】


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(10/6)
 「夢は正夢」が、プロ野球・北海道日本ハムの栗山英樹監督の座右の銘。
就任1年目でリーグ優勝に導き、一つの夢を正夢にした



「僕は何もしていません。
コーチが全部やってくれました」。
フロント、スタッフにも感謝の言葉を。
選手も含め、一体感のある、総力戦の勝利だ



プロ選手は、実力が全ての厳しい“生存競争”を生きている。
それは指導者も同じ。
指導者が選手を見極めるように、選手も指導者を見ている。
采配に説得力がなければ、選手に見切られ、チームの団結はうわべだけのものになる



栗山監督は決して名選手だったわけでもなく、コーチの経験さえなかった。
それでもチームを団結させ、優勝を果たした鍵は「等身大」に徹したことにあると思える。
「感動を推進力に」と言い、「毎試合、どこかで泣いていた」と振り返る姿に、それを感じた。
対話と気配りで、一人一人と信頼関係を築いていった



自分を自分以上に見せようという気持ちは、焦りとなり、見る目を曇らせる。
「一生懸命で、健気な姿勢に、人は、世代を超えて共感する」とは池田名誉会長の指導者論。
だから「ありのままの自分でいい」と。
リーダーの「夢」に対する真っすぐな思い。
ここに団結の源があることを学んだ。
        (扶)


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