一夜二夜秋の蚊居らずなりにけり
正岡子規
やせずねに秋の蚊をうつ響あり
坂本四方太
畳より秋の蚊たちし豪雨かな
山口いさを
残る蚊をかぞへる壁や雨のしみ
永井荷風
あぶれ蚊や去り難くゐて翁塚
見市六冬
※ 秋の蚊・残る蚊・別れ蚊・後れ蚊・蚊の名残
蚊も涼しくなると発生が急激に減る。蚊帳を用いなくなる時期は、全国的に九月十日ごろから九月二十日ごろまでであるから、立秋以降かなり長いあいだ蚊に苦しめられているわけである。
八、九月の残暑のきびしいころの蚊は、真夏のそれにおとらず勢いが強いが、十月を越すと、蚊の力は衰え、もうあまり人を刺さなくなる。
→蚊(夏)
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※わが友に贈る※
友のもとへ足を運び
語り合うことが
広布伸展の王道だ!
組織の最前線から
希望の波動を起こせ!
2015年8月27日
※☆*寸 鉄*☆※
全国で賑やかに座談会!広宣流布こそ平和の道。堂々と民衆勝利の行進を
◇
「総秋田女性の日」。婦女一体のスクラムは磐石。幸福の花園を地域に拡大
◇
偉大な人は力強く考え、力強く生きるのだー哲人(エマソン)。青年は有言実行の将たれ
◇
火災警報器の普及、8割止まりと。設置は義務。万全の備えで惨事を防げ
◇
既卒者の正規採用で企業に助成金支給へー厚労省。公明よ若者支援策さらに
※名字の言※
人間が生み出す科学技術は、日進月歩で向上する。だが、人間そのものは、一朝一夕には、“進化”しない
▼
世界陸上・男子100メートルで連覇を果たしたウサイン・ボルト選手。6年前、世界新記録の9・58秒を出した時、ゴールまで41秒で走ったという。平均すると1歩あたり0・23秒になる。1996年につくられた、当時の世界記録が9・84秒。およそ「1歩分」を縮めるのに、13年の歳月を要したことになる
▼
熱戦に沸いた夏の高校野球。準優勝に輝いたチームに高等部員がいた。決勝戦後のテレビのインタビューで、彼の言った言葉が心に残った。「あと一歩で悲願達成だった。その一歩はとても険しくて大変だと思った」
▼
彼は今春の選抜大会にも出場。惜敗した2回戦では、チャンスの場面で凡退し、悔しさが残る大会だった。家族の「ここぞという時に力を発揮できる自分になろう」との激励を胸に、修練を積んで臨んだ今大会。決勝戦の6回裏、二死満塁で彼は3点三塁打を放ち、試合を一時、振り出しに戻した。家族と周囲の励ましに応える一打だった
▼
険難の峰に近づくほど、一歩進むことは難しくなる。しかしそこに、困難に挑戦する人間の気高さが表れる。挑み続けること自体が勝利と。この夏に学んだ。(白)
【聖教新聞:2015年8月27日(木)付】
☆彡------☆★☆★☆*------彡☆o☆:*:.♪☆★☆*------☆彡
教 学 入 門
世界宗教の仏法を学ぶ
☆彡------☆★☆★☆*------彡☆o☆:*:.♪☆★☆*------☆彡
第1部 日蓮大聖人の仏法(1)
【「(教学入門/創価学会教学部編)聖教新聞社刊」より抜粋】
--御生涯の教えーー
[3] 一生成仏と広宣流布
(1) 一生成仏
煩悩即菩提・生死即涅槃
(前号より)
煩悩に覆われ、悪業を積み、苦悩にさいなまれている凡夫であっても、自身の内に仏界が具わっているという真実に目覚めれば、仏の覚り(菩提)の智慧を発揮し、苦悩から解放され、自在の境地を得ることができるのです。
煩悩に覆われた苦悩の身が、そのまま菩提の智慧に輝く自在の身となるのです。この法理を「煩悩即菩提」といいます。
日蓮大聖人は、自身の内なる仏界とは、南無妙法蓮華経であると示されています。
私たちは、南無妙法蓮華経の御本尊を信じて題目を唱え、尊厳なる本当の自分に目覚めれば、生き抜く智慧がわき、苦難に挑戦し、乗り越える確信と勇気が出て、他の人を思いやる慈悲も現れてくるのです。
「生死即涅槃」とは、御本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱えていけば、生死によってもたらされる苦しみの境涯にある生命に、仏の覚りによって得られる安穏な境涯(涅槃)を開き顕していけることを示しています。
「煩悩即菩提」「生死即涅槃」の法理は、妙法の信心に立脚する時、あらゆる苦悩を自身の成長と幸福の因に転じていく積極的な生き方が可能になることを教えているのです。
正岡子規
やせずねに秋の蚊をうつ響あり
坂本四方太
畳より秋の蚊たちし豪雨かな
山口いさを
残る蚊をかぞへる壁や雨のしみ
永井荷風
あぶれ蚊や去り難くゐて翁塚
見市六冬
※ 秋の蚊・残る蚊・別れ蚊・後れ蚊・蚊の名残
蚊も涼しくなると発生が急激に減る。蚊帳を用いなくなる時期は、全国的に九月十日ごろから九月二十日ごろまでであるから、立秋以降かなり長いあいだ蚊に苦しめられているわけである。
八、九月の残暑のきびしいころの蚊は、真夏のそれにおとらず勢いが強いが、十月を越すと、蚊の力は衰え、もうあまり人を刺さなくなる。
→蚊(夏)
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※わが友に贈る※
友のもとへ足を運び
語り合うことが
広布伸展の王道だ!
組織の最前線から
希望の波動を起こせ!
2015年8月27日
※☆*寸 鉄*☆※
全国で賑やかに座談会!広宣流布こそ平和の道。堂々と民衆勝利の行進を
◇
「総秋田女性の日」。婦女一体のスクラムは磐石。幸福の花園を地域に拡大
◇
偉大な人は力強く考え、力強く生きるのだー哲人(エマソン)。青年は有言実行の将たれ
◇
火災警報器の普及、8割止まりと。設置は義務。万全の備えで惨事を防げ
◇
既卒者の正規採用で企業に助成金支給へー厚労省。公明よ若者支援策さらに
※名字の言※
人間が生み出す科学技術は、日進月歩で向上する。だが、人間そのものは、一朝一夕には、“進化”しない
▼
世界陸上・男子100メートルで連覇を果たしたウサイン・ボルト選手。6年前、世界新記録の9・58秒を出した時、ゴールまで41秒で走ったという。平均すると1歩あたり0・23秒になる。1996年につくられた、当時の世界記録が9・84秒。およそ「1歩分」を縮めるのに、13年の歳月を要したことになる
▼
熱戦に沸いた夏の高校野球。準優勝に輝いたチームに高等部員がいた。決勝戦後のテレビのインタビューで、彼の言った言葉が心に残った。「あと一歩で悲願達成だった。その一歩はとても険しくて大変だと思った」
▼
彼は今春の選抜大会にも出場。惜敗した2回戦では、チャンスの場面で凡退し、悔しさが残る大会だった。家族の「ここぞという時に力を発揮できる自分になろう」との激励を胸に、修練を積んで臨んだ今大会。決勝戦の6回裏、二死満塁で彼は3点三塁打を放ち、試合を一時、振り出しに戻した。家族と周囲の励ましに応える一打だった
▼
険難の峰に近づくほど、一歩進むことは難しくなる。しかしそこに、困難に挑戦する人間の気高さが表れる。挑み続けること自体が勝利と。この夏に学んだ。(白)
【聖教新聞:2015年8月27日(木)付】
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教 学 入 門
世界宗教の仏法を学ぶ
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第1部 日蓮大聖人の仏法(1)
【「(教学入門/創価学会教学部編)聖教新聞社刊」より抜粋】
--御生涯の教えーー
[3] 一生成仏と広宣流布
(1) 一生成仏
煩悩即菩提・生死即涅槃
(前号より)
煩悩に覆われ、悪業を積み、苦悩にさいなまれている凡夫であっても、自身の内に仏界が具わっているという真実に目覚めれば、仏の覚り(菩提)の智慧を発揮し、苦悩から解放され、自在の境地を得ることができるのです。
煩悩に覆われた苦悩の身が、そのまま菩提の智慧に輝く自在の身となるのです。この法理を「煩悩即菩提」といいます。
日蓮大聖人は、自身の内なる仏界とは、南無妙法蓮華経であると示されています。
私たちは、南無妙法蓮華経の御本尊を信じて題目を唱え、尊厳なる本当の自分に目覚めれば、生き抜く智慧がわき、苦難に挑戦し、乗り越える確信と勇気が出て、他の人を思いやる慈悲も現れてくるのです。
「生死即涅槃」とは、御本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱えていけば、生死によってもたらされる苦しみの境涯にある生命に、仏の覚りによって得られる安穏な境涯(涅槃)を開き顕していけることを示しています。
「煩悩即菩提」「生死即涅槃」の法理は、妙法の信心に立脚する時、あらゆる苦悩を自身の成長と幸福の因に転じていく積極的な生き方が可能になることを教えているのです。
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