和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「名字の言」・2011年12月21日(水) 2011年12月21日

2011年12月21日 13時41分04秒 | 今日の俳句
「名字の言」
・2011年12月21日(水)より転載
http://www.seikyoonline.jp/news/myoji/2011/12/1199413_2723.html

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 サッカーのクラブワールドカップを制したバルセロナ。その強さと美しさは、既に伝説の域と言われる

特筆すべきは、決勝の先発11人のうち、9人が育成組織の出身だったこと。スターを集めて、世界一を“買った”わけではない。人材を見つけ、育てて勝ち取った栄冠だからこそ一層の価値がある

一流の運動選手は得てして、わがままなもの。それくらいの押しの強さがないと勝ち残れない、との考え方も根強い。だが、バルセロナ関係者のインタビューを聞くと、常に偉ぶるところがない。選手としてだけでなく、人間としての魅力を感じる

これも育成組織の教育哲学の賜である。自信に溢れる天才少年たちに、相手への尊敬、支えてくれる人への感謝を教え、謙虚と忍耐を打ち込むのだという。選手を育てる前に「人間を育てる」姿勢が貫かれているのだ。「偉大な人ほど謙虚」――これは、世界の指導者と語らう中で池田名誉会長が確信し、訴えてきた人間学の真髄でもある

謙虚であれば、いくつになっても学ぶことができる。学ぶ限り、向上し続けることができる。人生の宝は、勝ち取った成果でなく、それを生みだしてくれる哲学の中にこそある。「身の財より心の財第一」(御書1173頁)である。
       2011・12・21
           (飛)



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