和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

みせばや/今日の俳句 ≪第1906号≫

2015年09月25日 05時12分02秒 | 今日の俳句


≪2015年(平成27年)9月25日(金みせばや)長月≫(旧暦8/13)



 みせばやに凝る千万の霧雫         富安 風生

 みせばやの花のをさな与謝郡        鈴木 太郎

 老母のたまのをの花さかりなる       西尾  一

 みせばやが花をつければ若狭かな      岡井 省二

 みせばやの珠なす花を机上にす       和地  清


※ みせばや・たまのを・みせのを

 古くから、庭や盆栽に植えられ愛玩されるベンケイソウ科の多年草。原産地は本州北部という。茎は高さ三〇センチ(約一尺)ぐらい。一株から多数集まって出て、時に伏臥し、四方にひろがり、じょうぶで、少し紅色をおびている。
 小さく丸い葉は厚い肉質で、粉白をおび、縁は紅色で、茎のまわりに三枚ずつ輪になってはえる。十月ごろ、茎の先端に、多くの淡紅色の優美な花が球状に集まって咲く。
 ミセバヤは、この美しい花をだれに見せようか、の意味。別名みせのをは、球状の花を玉にたとえ、茎を珠をつづった緒(お)(ひも)に見たてた美称。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】



    ※わが友に贈る※


 豊かな感性を持つ
 女性の声を大切に!
 地域に根を張った
 鋭き庶民の知恵こそ
 万代の発展への力だ!

        2015年9月25日



     ※☆*寸 鉄*※


未来の創造の為に今、何かを準備すべきー哲学者(ベルクソン)。幹部は次代の人材を育め
        ◇
副役職の友の奮闘が躍進の鍵だ。長と一体の責任感で進めば勢いは倍加!
        ◇
粘り強さがなければ本物は育たぬー恩師。若獅子よ不撓不屈の人格を磨け
        ◇
小学生の暴力が過去最多に。大人社会の責任重大。家庭、地域、学校で対策を
        ◇
秋の花粉症に注意。免疫力を高める食生活が効果的と。賢く健康第一で!



     ※名字の言※


秋分が過ぎ、食べ物が一段とおいしくなる時季。脂が乗ったサンマやサバ、ナスなごの野菜にキノコ類、ナシやブドウなどの果物。美味を味わえるのも、農漁業に携わる皆さんの苦労あればこそだ

宮崎・木城町でハウス農家を営む84歳の壮年は、60年以上も農作業に汗を流す。昭和33年に入会し、町中を折伏に歩いた。無理解のために水をまかれたりもしたが、“必ず分かるときが来る”と信じ、祈った。水や土壌の管理などに工夫を重ね、栽培に成果を。町の農業委員会の会長などを努め、地域の発展にも尽力してきた

それだけではない。63歳の時には、青年時代に鍛えた陸上競技を再開。現在、80歳から84歳までの200メートルと400メートルの世界記録保持者。「次は85歳以上で世界記録を」と壮んな姿は“人生の金メダリスト”と輝く

御書に「悦(よろこば)しきかなや・楽(たのしい)かなや不肖の身として今度心田に仏種をうえたる」(280頁)と。大地に立ち、日々、命と向き合う農村の友には、人の心に仏の種を植え、さまざまな苦難を越えて育て、自他共に成仏の醍醐味を味わう喜びが、ひしひしと感じられるに違いない

今の挑戦が、未来の幸福の大輪を咲かせる。われらもそう決めて、日々、新たに、心田を耕す信行の実践に励もう。(誼)

【聖教新聞:2015年9月25日(金)付】



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      教 学 入 門
     世界宗教の仏法を学ぶ

【「(教学入門/創価学会教学部編)聖教新聞社刊」より抜粋】

     第1部 日蓮大聖人の仏法(1)

     第3章 信仰と実践

〔2〕信行学

 (3)学

 「学」とは、教学の研鑽であり、日蓮大聖人が教え遺された「御書」を拝読することを根本にして、正しい仏法の法理を学ぶことです。
 正しい仏法の法理を学ぶことによって、より深く完全な信に立つことができ、また正しい行をすることができるのです。
 この教学の研鑽がないと、ともすれば、自分勝手な理解に陥ってしまう危険性があり、また誤った教えを説く者に、だまされてしまう恐れがあります。
 「行学は信心よりおこる」と大聖人が仰せのように、教学の根本は信心であることは言うまでもありません。
 また戸田第2代会長が「信は理を求め、求めたる理は信を深からしむ」と述べているように、仏法を学び理解していくのは信心を深めていくためです。
 大聖人は、さらに「返す返すこの書をつねによませて御聴聞あるべし」(1444頁)等と、御自身が認められた御書を繰り返し学んでいくよう呼びかけられています。また、大聖人に仏法の法理についてお尋ねした門下に対しては、その求道心をたたえられています。
 日興上人も、「御書を心肝に染め」(1618頁)と述べられ、また「学問未練にして名聞名利の大衆は予が末流に叶うべからざること」(同)と、教学の研鑽を強く勧められています。


    
   

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