和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

広布の活動も春本番。さあ、自分史に輝く金字塔を打ち立てよう。

2010年03月21日 06時14分15秒 | 今日の俳句
   ■ 名字の言 ■

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 プロ野球がパ・リーグから開幕した。ペナントレースを制するチームは、どこか。パでは3チームが新監督になり、その作戦、采配も楽しみだ



 古来、中国では、軍師が兵法を駆使して戦を繰り広げた。戦術の優劣で勝負が決まる。「武経七書」は、古代中国の数ある兵書をよりすぐったもの。日本にもいち早く伝来した。



 その一つ『六韜』(りくとう)は、古兵法の教科書として藤原鎌足が暗記するほど愛読し、源義経も戦術の奥義をこの書に学んだという。第4巻の虎韜は勇猛果断が主題。今でこそ「虎の巻」といえば、手軽な参考書のように思われているが、その由来は虎韜とも(林富士馬訳『六韜』)



とはいえ、兵法の達人であっても勝ち続けるのは至難の業。「策士策に溺れる」とあるように、小細工を弄して失敗しる例もある。大事なことは『困難な状況にあっても必ず打開策はある』と諦めず、勇気をもつことではないか。
 御書に「兵法剣形の大事も此の妙法より出でたり」(1193頁)とあり、「ふかく信心をとり給へ、あへて臆病にては叶うべからず候」と続く。強盛な祈りを根本に、事前の準備と果敢な行動を貫いていくことが、勝利の要諦だ。広布の活動も春本番。さあ、自分史に輝く金字塔を打ち立てよう。

        (濤)

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2010年(平成22年)
 3月21日(日曜日)
 【聖教新聞より転載】

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桜梅桃李の詩(週刊)

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和井弘希の文芸政談(日刊)

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