和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「名字の言」11月2日(水)

2011年11月02日 08時36分02秒 | 今日の俳句
「名字の言「聖教新聞・2011/11/2(水)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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 「おにぎり、おいしかったよ」「忘れないよ。戦った人だもの。礎石をつくった人だもの」。平成6年8月、十和田の研修道場に着いた池田名誉会長はそう言って、出迎えた老夫妻の肩を抱きかかえた



夫妻は、青森の初代支部長・婦人部長。昭和36年2月、若き名誉会長を迎えるため、青森駅に駆けつけたことがあった。手にいっぱいのおにぎりを持って。それを名誉会長は忘れていなかったのである。このエピソードは本年3月11日付の本紙1面で紹介された。大震災が起きた、その日の紙面だ



安全宣言が出され、米の出荷が可能となった福島県。農村部の友が収穫を終え、新米を販売した。銘柄は「田舎のお米」。〝負けるものか。自身のいる場所で必ず勝ってみせる!〟という彼の心情と重なり、胸が熱くなる。その米を手にした県外避難の福島の同志も「うん、うん」とうなずき、目を潤ませた。「私も勝つよ」と



被災者の不屈の一歩一歩は、新生・東北の礎石となっていく。そして、辛酸を嘗めながらも、信心で必死に戦い続けた人は、決して不幸の人生とはならない。それが仏法の教えである



“悲しみ、苦しみに負けるな”“東北よ、勝ち栄えよ”――名誉会長の励ましを、友は抱きしめて進む。

       2011・11・2
           (城)


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