和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

春惜む/今日の俳句 ≪第2119号≫

2016年04月27日 06時15分06秒 | 今日の俳句
≪2016年(平成28年)4月27日(水)≫(旧暦3/21)



  ナプキンで口拭き館の春惜しむ
         丸山佳子

  名を惜しむこと忘れ春惜しむかな
         上井正司

  春惜しむ己の酒を盗んでは
        河西みつる

  逝きし人良いことばかり春惜しむ
         伊藤一歩

  春惜しむ富士に越中おわら節
         金子里美


※ 春惜しむ・惜春
 春が過ぎてゆく感慨はひとしおである。春が明るく華やかであっただけに、この語には深い哀愁と詠嘆がこもっている。青春は春の異称だが、人生の青春と決別する心に通うものがある。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】



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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  「行動」を受け継ぎ

  「未来」を開く。

  それが真の後継だ。

  青年よ 勇気の旗高く

  新たな拡大の波動を!





       2016年4月27日




       ※☆*寸 鉄*☆※


 SGIは開かれた対話を軸に平和に貢献―識者。我らの運動は次代を創造

      ◇

 民衆の万年の幸福を確立することが学会の使命―恩師。広布の大願へ邁進

      ◇

 長距離運転、無理は禁物。速度順守し、早めの休憩を。無事故の黄金週間に

      ◇

 どんな災害も「心を壊る能わず」。生命に積んだ財は永遠。同志よ負けるな

      ◇

 被災地の片付け、けがによる破傷風に注意。肌の露出避け、手袋等着用を


【聖教新聞:2016年(平成28年)4月27日(水)付】



      ※☆*名字の言*※



「日本の空の長さや鯉のぼり」(落合水尾)。薫風に吹かれて、鯉のぼりが、にぎやかに泳ぐ季節になる。滝を登り切った鯉は偉大な竜となる――中国の故事「竜門の滝」にならい、子らの健やかな成長を願って掲げる



子どもの幸福を祈っても、実際にどう接するかとなると、頭が痛い。心理学者の故・河合隼雄氏は「大人が真剣に子どもに接している限り、非常に大切なことを子どもから教えられる」と記した(『おはなし おはなし』朝日新聞社)



大人といっても完成された人間ではない。上から「教える」態度でなく、誠実に向き合えば、大人にも成長のチャンスになる



池田SGI会長は「一人の人間として、大切な友として、子どもたちに接する時、その子が自分でも気づいていない長所まで如実に見えてきます」と。“未来の大人”に語り掛ける姿勢を貫いたからこそ、SGI会長のもとから、広布と社会に貢献する人材が伸びてきた



「端午の節句」には菖蒲を飾る風習もある。「菖蒲」は「勝負」にも通じるとされてきた。今年は、SGI会長の提案で、5月5日が「創価学会後継者の日」となって40周年。後継の育成こそ、未来の発展を決める「勝負」――そう心に決めて、家庭で地域で、誠実に取り組んでいこう。(道)


【聖教新聞:2016年(平成28年)4月27日(水)付】


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【コラム「北斗七星」】

公明新聞:2016年4月26日(火)付

西郷軍の伝令が官軍に囲まれた田原坂(熊本市)を越えようとするが、攻撃がすさまじい。「雨は降る降る 陣羽(人馬)はぬれる/越すに越されぬ 田原坂」。公明党熊本県本部の党員、支持者らが、避難先で民謡「田原坂」を歌ったと聞いた

避難生活に雨が追い打ちを掛ける。歌詞を噛みしめ、再起を誓う人もいるに違いない。被災者に寄り添おうと、公明議員が激励、支援に奔走している。その中には、車で寝起きする議員もいる

ところで、近代日本の命運を分けた西南戦争で、官軍が勝利したのはなぜか。兵力の差はもちろん、軍のネットワークに要因があったと思われる。伝令頼みの西郷軍に対し、明治政府は開戦前、すでに九州に電信線を敷設していた。正確、迅速な情報をもとに総攻撃を決め、西郷軍を退けた

今、被災地で問われているのも、このネットワークの力だろう。党鹿児島県本部は飲料水、同宮崎県本部はブルーシートを大量にかき集め、現地入り(16日)。国会議員と県議の連携で5000食を確保(同)。畳工業組合と町議が連絡を取り、鹿児島県から畳120枚を搬入(18日)。発災直後の迅速な動きに、公明党の底力を見る思いがした

先の見えない避難生活が続く。だが、公明党がいる限り、越せない坂はない。歯を食いしばり、前へ進もう。(也)







 

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