和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「名字の言」10月18日(火)

2011年10月18日 06時57分58秒 | 今日の俳句
「名字の言「聖教新聞・2011/10/18(火)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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 「聖教新聞で文字を学びました」。東京・日野の男子部員が語ってくれた。中学卒業後、職人の道に。転機は24歳。妻に導かれ入会。同志は信心と生活全般のアドバイスをしてくれた





漢字が苦手。文章が読めない。悩みを吐露すると本紙コラム欄を書き写すように勧められた。毎日、書き写し音読。分からない言葉は辞書を引き、調べた。3年余り続いた挑戦。苦手意識は消え、今では池田名誉会長の書籍を貪り読むまでに。世界観が広がる喜びを知った





今年6月末、愛妻が急逝。幼い一人娘を案じ、悲しみのどん底に沈んだ。窮状を知った同志が、すぐさま駆けつけた。未明に遠方から来た人も。交わした言葉は覚えていない。ただ明け方まで付き添ってくれた。その最中、名誉会長から愛娘に真心の伝言が届いた。心の暗雲のすき間から、希望が見えた。報恩の行動が、妻への最大の回向と奮起。先日、友人に弘教を実らせた





作家サン=テグジュペリは言う。「ともに生きた多くの困難な時間、多くの仲たがい、和解、感動、これらの宝物に及ぶものはなにもない」(『人間の大地』山崎庸一郎訳)





絶望から希望を創り出した蘇生のドラマ。悲しみも喜びも分かち合う同志の絆。それ以上の人生の宝はない。
         (集)



【「聖教新聞・2011/10/18」より転載】
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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