◇<2015年(平成27年)5月15日(金)>◇
◆SGI会長と オーストリア元文部次官・声楽家 サイフェルト博士との対談集◆
サイフェルト博士はウィーン大学で哲学博士号を取得。オーストリア政府の文部次官を務めつつ、ソプラノ歌手として各国で華麗な歌声を披露してきた。また、ヨーロッパ青年文化協会の会長として青少年教育に尽力。民音の招聘で5度の来日公演を行うなど、両国友好の懸け橋となって活躍してきた。
博士とSGI会長は、1989年7月に東京で初の語らいを。以来、日本とオーストリアなどで9度の出会いを重ねている。
2人の友誼が凝縮した本書では、博士が「まえがき」を執筆。
その中で、SGI会長との語らいについて、「一つ一つが、私にとって、啓発の源泉です」「私の人生は、池田ご夫妻との友情によって、肯定的に変わった」と真情を綴っている。
対談は、2人の出会いの思い出に始まり、文化の持つ力や青年の教育、女性が輝く社会、戦争と平和、生と死など、慈愛と哲学性にあふれた内容となっている。
博士が「私は、自分の使命として、『芸術の推進』とともに、『人間の中へ、民衆の中へ、光をもたらす』ことを心掛けてきました」と語れば、SGI会長が「『芸術を愛する心』は『人間性の真髄の心』です。人類は常に、その共通の原点に立ち返らねばなりません」と応じる――。
人間と文化を愛する心が響き合う両者の対話は、社会を調和へと導く光源となろう。
本体価格1278円+税。本日以降、全国の書店、出版センター・コーナーで発売。SOKAオンラインストアでも注文、購入できます。
【聖教新聞:2015年5月14日(木)付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html
※今日の俳句※
るいるいと磯巾着の咲く孤独
土橋石楠花
踏まれどうしの磯巾着の死に狂ひ
中村苑子
忘れ潮おそぎんちゃくの花一つ
鮫島鵬子
※ 磯巾着・いしぼたん
花虫網イソギンチャク目に属する腔腸動物の総称。浅海の岩の割れ目などに着生する。体は円筒状で、体色は赤・紫・緑など。
中央に口があり、六の倍数の触手が並び、菊の花のように開いて食餌の来るのを待つ。口を閉じた姿が巾着の紐を締めたような形なのでこの名がある。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
※わが友に贈る※
人生勝利の直道は
「行学の二道」にあり。
一行でも一節でもいい。
日々の学会活動の中で
真剣に御書を拝そう!
2015年5月15日
※☆*寸 鉄*※
SGIの女性は尽きない光で闇を照らすー元次官(サイフェルト)。世界同時の大励まし運動
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沖縄本土復帰の日。悲劇の歴史忘れまじ。「命こそ宝」の心を今こそ学ぼう
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「幸福の第一条件は健康」牧口先生。広布に走れば若く賢く。青年の気概で
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福島県婦人部の日。地域潤す希望の対話を拡大!母の勝利を全同志が祈る
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国連「国際家族デー」。一家和楽が平和の原点。感謝は言葉に出してこそ
※名字の言※
60年前、アメリカ公民権運動の端緒を開く「バス・ボイコット運動」が起きた。運動に参加した人々の高潔さを物語る逸話がある
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人種差別を強要するバスの乗車を拒否し、懸命に歩き続ける高齢の女性がいた。心配した自動車の運転手が乗車を促すと、彼女は手を振って断り、決然と言う。「わたしはわたし自身のために歩いているのではありません」「子供や孫のために歩いているのです」(M・L・キング著)『自由への大いなる歩み』雪山慶正訳、岩波新書)。一人一人が勇敢で、誇り高き使命感があった。その連帯が、時代を動かしていった
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広布の歴史にも、“開拓者”の尊き先輩方がいる。90歳を超える婦人は、腰をたたきながら対話に歩き、「あんたたちのために“負けじ魂”だけは残しておくよ」と。大病で入退院を繰り返した多宝会の壮年は、「ワシより悩んでいる人がおるから」と激励に献身していた
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一人一人の歩みは、目立たない、小さなものかもしれない。だが草創以来、友のため、未来のために志を貫いた“父の戦い”“母の祈り”は今、青年へ、世界へ広がり、広布の大河となった
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学会創立85周年の11月18日を目指し、新たな前進が始まった。この誉れ高き“草の根”の陣列に連なる人生を今、誇りに思う。
(誠)
【聖教新聞:2015年(平成27年)5月15日(金)付】
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俳句、時々拝見しています。
お体に気を付けて!