和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

師弟の絆「名字の言(聖教新聞・2011/6/21)より転載」《平成23年6月21日》火曜日【皐月】

2011年06月21日 10時31分11秒 | 今日の俳句
師弟の絆「名字の言(聖教新聞・2011/6/21)より転載」《平成23年6月21日》火曜日【皐月】

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 俳聖・松尾芭蕉が愛弟子の河合曾良と連れ立って、東北・北陸地方への旅に出たのは1689年3月27日(陰暦)。322年前の今ごろは福島、宮城、岩手を訪ね、みちのくを歩いていた。この“師弟の旅”が後年、「奥の細道」に結実する





福島のある地区部長は本紙連載中の小説『新・人間革命』を切り抜き、研鑽することをライフワークにしてきた。師の執筆に学ぶ日々――それは彼にとっての“師弟の旅”だった





ある日、その歩みが止まる。東日本大震災に遭い、避難したため、本紙を手にできない日が続いた。その後、同志が奔走し、手元に届くように。切り抜きも無事、再開。その喜びの声が先日、本紙で紹介された





掲載2日後、長野県の夫妻から福島文化会館に封書が届いた。中には、3月11日から約3週間分の『新・人間革命』の切り抜きと手紙が。文面には、46年前の松代群発地震で被災した際、師の激励を胸に試練を乗り越えた体験が綴ってあった。文末には、この切り抜きを、あの地区部長に渡してほしい、と





旅で出あう親切は格別。ましてや、避難し、苦難と闘う中で真心を受け取る感動は、いかばかりか。師匠との絆、同志との絆は、再起への旅を歩む彼の宝となるに違いない。         (城)


【「聖教新聞・2011/6/21」より転載】


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