和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「青年躍進大会」のテーマ曲「名字の言(聖教新聞・2011/6/22)より転載」

2011年06月22日 09時30分40秒 | 今日の俳句
「青年躍進大会」のテーマ曲「名字の言(聖教新聞・2011/6/22)より転載」

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 沖縄戦で、捕虜収容所に入った経験をもつ壮年が、メモを見せてくれたことがある。そこには、収容所で歌ったという歌詞が記されていた





当時、収容所では、空き缶を利用して「カンカラ三線」が作られた。メモは、その三線によって歌われた「敗戦数え歌」だった





「沖縄建設手ゆ取やい 行ちゃびらな」(ともに手に手を取り合って、立派な沖縄築きましょう)と結ばれる歌詞。失意が渦巻く収容所生活に、復興を誓う決意が響いた。識者は「三味線と踊りには、沖縄の人たちを生き返させる『力』が秘められている」と評する(川平成雄著『沖縄 空白の一年』)。沖縄には、文化によって、民衆の心に復興のエネルギーを生み出していった歴史がある





池田名誉会長の長編詩に「古来 沖縄の床の間には/刀に非ずして/三線が/飾られてきた/武器より楽器を!/軍事より芸術を!」とある。この「非武の文化」を、沖縄青年部は受け継ぐ。■<歌印>一緒に この道を進もう――26日を中心に開催する「青年躍進大会」のテーマ曲にも、その思いを込めた





あす沖縄は「慰霊の日」を迎える。苦悩にあえぐ人々の心に、“希望の光”をともした「カンカラ三線」。その平和を誓う民衆の魂を、永遠に伝え残していきたい。
                   (碧)


【「聖教新聞・2011/6/22」より転載】


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