和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

夜鷹/名字の言 ≪第.1803号≫

2015年06月14日 06時53分41秒 | 今日の俳句
  夜明てもくらしと夜鷹鳴きつづく
       水原秋桜子


  夜鷹鳴く鳥海までの真の闇
       山口青邨


  夜鷹鳴き霧の吹き入る行者小屋
       羽田岳水


  闇よせぬ幹は白樺夜鷹なく
       井沢正江


  夜鷹鳴き山の齢を深めたり
       上田日差子



※ 夜鷹・怪鴟(よたか)・蚊吸鳥
 ヨタカ科の渡り鳥で、キョ、キョ、キョと鋭い声で鳴き、低山などに生息する。夜行性で、飛びながら昆虫類、主として蛾や蚊などを捕食する。
 夕方と払暁前後に鳴くことからヨメオコシ、鳴き声からキュウリキザミなどの方言がある。全体に灰褐色で大きさは鳩ぐらい。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※


  人間革命は会うことから

  広宣流布は語ることから

  皆が幸福をつかむ

  創価家族の世界へ

  一人でも多くの友を!


        2015年6月14日





     ※☆*寸 鉄*※


「私たちは誰もが変化をもたらすことができる」偉人(パークス)。さあ大胆に挑戦!

     ◇

女子部「華冠G」(かかんグループ)結成記念日。社会に喜びを送る美の創造者(クリエーター)。皆幸福たれ

     ◇

御書根本が創価の誇り。栄光人生の道と。教授補登用講座申込きょうまで

     ◇

指導とは激励なりー恩師。納得・共感・勇気の光を!地道な訪問激励を基軸に

     ◇

いじめられた経験のない小学生は1割ー白書。心に寄り添い兆候(サイン)見逃すな


     ※名字の言※


ナポレオン最後の決戦「ワーテルローの戦い」から18日で200年。当地では今月、再現イベントの予定もあるという



ユゴーはこの古戦場を訪れ、『レ・ミゼラブル』の一編を費やして、戦の顛末を描いた。皇帝の敗北を歴史の必然としながらも、文豪は、英国のウェリントン将軍でもプロイセンのプリュッヘル元帥でもなく、負けた皇帝の一近衛兵カンブローヌこそ勝者と書いた。ユゴーならではの民衆史観である



戦いの大勢が決した時、勇戦の近衛兵に敬意を表し、連合軍が降服を呼び掛ける。するとカンブローヌはただ一言。こう答えるのだ。「くそっ!」



皇帝と共に落日の運命を引き受け、その積年の恩顧に報い、殉じょうとする無名の兵。そこにユゴーは極限の勇気、精神の高貴さ、すなわち「人間としての勝利」を見た。それを描くことによって、すばやく時流におもねり、皇帝を裏切った人間たちを見下ろしたのだろう



事業の破綻で、学会の理事長を追われた戸田第2代会長が、一人支える池田名誉会長に贈った一書に、ユゴーがあった。四面楚歌の師を弟子が守り、あだを討ち、未来を勝ち開くーーここに創価の師弟の真髄がある。歴史を学ぶとは、歴史を身に当てることであり、常に自身に問い掛けることである。          (飛)





【聖教新聞:2015年(平成27年)6月14日(日)付】 



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