和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

《青年学会 勝利の年》/名字の言

2013年01月02日 04時43分28秒 | 今日の俳句
 《青年学会 勝利の年》/名字の言

【聖教新聞・2013年 (平成25年)1月1日(火)より転載】         


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 「新雪に踏み入る思ひ初日記」。本紙の聖教俳壇で紹介された句を思う。
心新たな一年の開幕を告げる朝を迎えた。
きょうから始まる、まだ新雪のように清く、真っ白な一月一月、一日一日に、どのような自分史を書き綴っていくか――冴えわたる元旦の空気を浴びて、決意した人も多いことだろう



ことわざに「一日の計は朝にあり、一年の計は元旦(元日の朝)にあり」とある。
「朝」の字は、「十」の「日」、「十」の「月」とも書ける。
十をもって「数の全体、完全、すべて」(『字通』)を表すことを思い合わせれば、一年全ての起点となる“朝”に、特別な思いを込めるのは、やはり大切なことだ



1953年(昭和28年)、池田名誉会長は「元日や 戦う途に 華ぞ咲け」との決意とともに、元朝を迎えた。
翌2日、名誉会長が男子部の第1部隊長に任命された。
そこから学会は、青年による本格的な快進撃を開始した



6日の就任式では「星落秋風五丈原」が繰り返し歌われた。
『三国志』の英雄・諸葛孔明が先王の理想を継いで戦うも、倒れ、呻吟する胸中を詠った旋律――指揮を執る名誉会長は、“本物の弟子が一人立つ!”との誓願を込めた



本年は、それから60年。
名誉会長は「私たちの胸中に、今、鳴り響く『五丈原』の歌声には、悲哀の音調はない。
幾百万の正義の青年たちが澎湃と続いているからだ」と、限りない期待を寄せる。
60年は新生の節。
師に続く本物の弟子の総立ちが、「青年学会 勝利の年」の朝を告げる。
                (城)
      


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