和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「名字の言」11月5日(土)

2011年11月05日 08時24分25秒 | 今日の俳句
「名字の言「聖教新聞・2011/11/5(土)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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 東海道新幹線の開業から約半世紀。これまで、事業者側に責任のある乗客の死亡事故はない。しかし開業から数年は、あわやの事態の連続だった



1967年、運転車両部長の齋藤雅男氏はある駅を視察し、助役2人と面会した。1人に非常時の対応を問うと、20以上もの項目を全てそらんじた。もう1人も伝令方法について、暗記内容をすらすら答えた



だが齋藤氏は、暗記の努力を褒めるどころか、チェックリストを指し、強く言った。「これに従ってやれば、ミスはない。憶えることは絶対に禁止する」。非常事態は突然起こる。人間の心も“非常”の状態になる。マニュアルを記憶していても、正しく判断できるものではない。氏は、慢心に陥りがちな人間の性質を指摘したのだ(『新幹線安全神話はこうしてつくられた』日刊工業新聞社)



76年の秋、池田名誉会長は、学会本部周辺を牙城会員と一緒に巡回した。「責任感を体で覚えさせ、生命に刻ませたかった」「どんな事故にも、前触れとなるような兆しが必ずあることを教えたかった」と



無事故とは、過信を排し、真剣に対策を重ねた上にある。齋藤氏も、新幹線の安全は〝神話〟ではないと言う。家族、同志、地域を守る心構えを新たにしたい。


       2011・11・5
           (行)


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