「今宵も一人わたくしは 月光と語る（月光）」

　　　　　名字の言

【聖教新聞・2012年 （平成2４年）12月6日(木)より転載】


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(12/6)
　先月末、池田名誉会長がカメラに収めた満月の写真が1面を飾った。
早速、同じ満月を仰いでいた読者から声が寄せられた。
「『なんときれいな月だろう』と思っていたら、名誉会長も見ておられたのですね」。
一段と喜び勇んで進む決意をされていた

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童謡「月の沙漠」が誕生して明年で90年になる。名誉会長が大好きな曲の一つ。
「みんなで『月の沙漠』を歌おうよ」。
折々に共に口ずさみ、自らピアノ演奏も。
名誉会長と歩む道はロマンの旅路だ

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1979年6月2日、東京戸田記念講堂にも「月の沙漠」の調べが響いた。
時あたかも、師弟の絆を断ち切らんとする、悪僧らの謀略の真っただ中。
目に見えない鉄鎖の中、名誉会長は奮闘する友を激励に訪れた。
澄んだ音色に耳を傾ける友。
誓いの涙がほおを濡らした

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月光に照らされた金と銀との2頭の駱駝。
そこに人は何を重ねるのだろう。
自分と家族、自分と同志……かけがえのない絆の中でも、最も清く美しい絆が師弟の絆である

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名誉会長は謳う。
「私は月光が好きだ/月は雲にもおかされない/風にもおかされない」「今宵も一人わたくしは　月光と語る」(「月光」)。
誰が見ていようがいまいが、胸中の師と語り、今日も広布のロマンの大道を朗らかに走ろう。
　　　　　　　　(進)


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