和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「名字の言」・2012年1月6日(金)

2012年01月07日 05時23分01秒 | 今日の俳句
    名字の言

【「聖教新聞」平成24年1月6日(金)より転載】
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  昨年末は、東日本大震災を回顧する報道に数多く接した。年が改まり、あの日も「昨年の『3・11』」と記されるようになった。だが、復興への闘いは今も、これからも続く

きょうは二十四節気の「小寒」。昨年も、同じ1月6日だった。その日の小欄で「二十四番花信風」に触れている。これは、小寒は梅、大寒は蘭……というように、小寒から穀雨(4月20日)まで各気に配した、花の開花を知らせる風のことである

その花の便りを乗せた風が未だ吹きやまぬ3月、大震災が列島を襲った。以来、本紙は、負けない心で歩む友の一歩一歩を、そして、友が地域の人々の心に咲かせた希望の花の一輪一輪を綴り続けた

福島では新年勤行会の席上、愛唱歌「福光の春」(山本伸一作詞)が発表された。歌詞にこうある。「春を告げよう 新生の春を/凍てた大地を突き破り/希望の若芽が萌えいずる春を」

これからが一年で最も寒い季節。だからこそ、「冬は必ず春となる」(御書1253頁)の御聖訓が心に染みる。東北は、その妙法の大功力を証明する“象徴の大地”。「新生の春」を目指す友に、人生勝利の花よ咲けと祈らずにはいられない。本紙は、その花の香気を届ける清風であり続けたい。
      2012・1・6
           (城)
  

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