和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「名字の言」・2011年11月19日(土)

2011年11月19日 06時35分46秒 | 今日の俳句
「名字の言」・2011年11月19日(土)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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 東日本国際大学(福島県いわき市)の石井英朗学長に話を聞く機会があった。同大学は若き日の戸田第2代会長が在籍した開成予備学校(夜間)の系譜に連なる



3月12日、同大学から直線距離で30㌔余にある福島第1原発で爆発事故が起きた。約130人の留学生は異国で遭遇した大惨事に動揺した。無理もない。彼らの不安を取り除きたいと、学長は避難先の確保に奔走。だが、文化や生活習慣の違う外国人を一手に受け入れてくれるところはなかった



学長の苦悩を知った創価大学は即座に受け入れを表明。14日早朝、福島県を出発したバスは14時間をかけ創価大学に到着。不安と疲労に打ちひしがれた彼らを、教職員らが総出で迎えた。その後、母国で無事を祈る家族に連絡できるよう国際電話が提供された。1本の電話が、海の向こうの家族をどれほど安心させたことか



「英知を磨くは何のため 君よ それを忘るるな」とは、創価大学のブロンズ像に刻まれる創立者の文。「何のため」――その答えは、ただ「民衆の幸福のため」である



人の痛みに同苦し、どうすれば、目の前の悩める人に手を差し伸べられるか。常に考え、心を砕き、行動で表す。これが、81年前の源流から流れ通う「創価の心」である。
       2011・11・19
           (城)


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