和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

☆☆☆北斗七星☆☆☆

2011年01月02日 03時50分42秒 | 今日の俳句
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降りしきる雪の中で、 「あたたかき雪がふるふる兎の目」と、詠んだのは才人、上田五千石だ。目を真っ赤に燃やし真っ白な世界を見つめるウサギがいる。寒いのが苦手なのは人もウサギも同様で、温かい雪に憧れ、春の到来を待ちこがれて生きているのだろう。





昨年の日本の世相を表す漢字一文字は、夏場の猛暑が影響し 「暑」だった。しかし、国政、国民生活を振り返ると「乱」ではなかったか。民主党内は乱れに乱れた。内政に外交にと政権担当力のなさも露見した





いつになったら仕事は見つかるだろうか。民主党政権に裏切り続けられた国民の目は怒りで血走っている。血の通った“温かい雪”がこの世にあるのなら、今の日本に降らせるのが政治の役目だ。いい加減に国民は、暮らしの中に「温」の一字を通わせてもらいたいのだ。





卯年の今年は、春に統一地方選が行われる。まさに“地域密着型”の公明党議員が攻めきって大勝利する年だ。公明党の結党時からの優れた情報収集力はウサギの耳の長さであり、フットワークの軽さは同じく足の速さである。地域にきょうも入り一つ一つ点検しながら、さあ元気に戦おう!





末筆ながら、読者の皆さまにとってどうか幸多い一年でありますように。
                  (流)


【《「公明新聞」2011年1月1日号》より転載】

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