■ 名字の言 ■
★〓〓☆〓〓★〓〓☆〓
五十音村に住む『あ』から『ん』までの文字たちが言った。「五十音で唯一、音を持たない、小さい『つ』は役立たずだから要らないな」
▼
その日から、小さい『つ』の姿が消えた。村は大混乱。「かえった(帰った)」が「かえた(変えた)」になってしまう。「うったえる(訴える)」は「うたえる(歌える)」、「いった(行った)」は「いた(居た)」……絵本「小さい『つ』が消えた日」(三修社)の話だ。
▼
一見、無駄と思えても、存在する深い意味が必ずある、と物語は教える。人生勝利への広宣流布の活動にも一切、無駄はない。
▼
ある友が転入してきた。多忙な仕事を理由に、信心から遠ざかっていると聞いた。地元同志が何度となく足を運ぶも、会えない日が続く。1年後の座談会。会場に見慣れない男性。同志が声をかけた。「初めまして」。彼は答えた。「初めてじゃありませんよ。あなたでしょう、ずっと、置き手紙で私を励ましてくれたのは。だから、『お待たせしました』です」。皆は喝采で、彼を歓迎した。
▼
同志のもとへ足を運ぶのは、連絡などのためだけではない。生命の触発によってしか育まれない、幸福への生きる力を届けるためなのだ。出会いの季節。新たな友と幸の歩みを進めたい。
(城)
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2010年(平成22年)
3月31日(水曜日)
【聖教新聞より転載】
……………………………
■編集後記■
☆いつもご購読ありがとうございます。
【第三文明】5月号あす4/1日に発売。………連載対談「希望の教育 平和の行進」第4回「キング博士との出会い」
**********************
こちらも、和井弘希が渾身を込めて、発行しています。宜しくお願いします。
桜梅桃李の詩(週刊)
http://mobile.mag2.com/mm/0001104380.html
和井弘希の文芸政談(日刊)
http://mobile.mag2.com/mm/M0095690.html
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五十音村に住む『あ』から『ん』までの文字たちが言った。「五十音で唯一、音を持たない、小さい『つ』は役立たずだから要らないな」
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その日から、小さい『つ』の姿が消えた。村は大混乱。「かえった(帰った)」が「かえた(変えた)」になってしまう。「うったえる(訴える)」は「うたえる(歌える)」、「いった(行った)」は「いた(居た)」……絵本「小さい『つ』が消えた日」(三修社)の話だ。
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一見、無駄と思えても、存在する深い意味が必ずある、と物語は教える。人生勝利への広宣流布の活動にも一切、無駄はない。
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ある友が転入してきた。多忙な仕事を理由に、信心から遠ざかっていると聞いた。地元同志が何度となく足を運ぶも、会えない日が続く。1年後の座談会。会場に見慣れない男性。同志が声をかけた。「初めまして」。彼は答えた。「初めてじゃありませんよ。あなたでしょう、ずっと、置き手紙で私を励ましてくれたのは。だから、『お待たせしました』です」。皆は喝采で、彼を歓迎した。
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同志のもとへ足を運ぶのは、連絡などのためだけではない。生命の触発によってしか育まれない、幸福への生きる力を届けるためなのだ。出会いの季節。新たな友と幸の歩みを進めたい。
(城)
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2010年(平成22年)
3月31日(水曜日)
【聖教新聞より転載】
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