コウスケが最後の手術(ボルト摘出)が終わった。
内視鏡で靭帯を確認したところ、靭帯を圧迫する可能性がある骨を少しばかり削った。
そこは我々にとっては想定外だったが、主治医の先生の中では想定内の、取るに足らない”施し”だったようだ。
彼の膝を再生してくれた2つのボルトが摘出され、主治医の先生から我々両親に手渡された。
母は願いを込めて手作りの御守りを作った。
こんな想いを込めて.........。
『君が今まで注いできたサッカーへの情熱。
大変な試練や苦難にも負けなかった証。
君の膝を再生してくれたボルト。
これからも思い切りサッカーへ打ち込め。
このボルトが君を守ってくれるよ。』
この御守りは、コウスケの本来的な”再生”であり”復活”の証である。