GO AHEAD! Gut's コウスケ

ガッツ コウスケ~愛すべきサッカー大好きガッツ小僧の成長記録~
~『イングランド代表(?)』への軌跡~

母の回想。彼の1年前はとても辛い時空の中にいた。

2013-10-20 23:38:19 | 最近の出来事

1年前の今日(2012年10月20日)。 トレーニングマッチに参加していた洸介の足が悲鳴をあげた。

怪我して半年やっとサッカーが出来るようになった矢先の再発だった。何が悪かったのか?わからない。
『膝、捻ったかも?』って言っていた。
次の日の、小学校の時の仲間がいるT中学校とのトレーニングマッチだったが、コウスケは出場することを許されなかった。
『足痛くないなのに、出来るのに。』と残念がっていたのを覚えている。

翌日学校から帰って来たコウスケは、
『膝が痛い。傘を杖にして帰って来た。病院行きたい。』と私に訴えてきた。
すぐ病院に電話をし、主治医であるM先生に診て貰えることになった。
病院に着いて、先生は『膝の水を抜きましょう。』って言ってすぐ、膝に注射器を刺した。『血がまざっていたら諦めましょう。』って言われた。結果は・・・・? 案の定、血が混じってて、担当医の先生から、淡々と、かなり思わしくない話を聞いたのを忘れない。
私は涙ぐみ、泣き声で返事をする。主治医の先生は一言。『僕は情には流されないから。』と言われたとき、『諦めるしかない。決断するしかないんだ。』って思った。

数日後、旦那と私とコウスケの3人で診察室へ。靭帯再建手術を決める話をするためだった。
奇しくも私の誕生日だった。あれから、手術するまで、洸介は不安と戦っていた。寝返りをうっても痛い足。無意識に足を伸ばすだけで、激痛が走ったと言う。眠れず、怖かったと。
手術してわかった。半月板が欠けて膝の軟骨の間に挟まっていたらしい。痛いはず。

それからの洸介は、最終的な靭帯再建手術を受けることになった。膝の痛みと、サッカーができない苦しさと戦ってきた。
ずっーと戦って来たのだ。誰が何と言おうが、彼はたった一人で、いろいろなことと戦い、時には涙し、時には希望を膨らました。
プログレス・リーグを夢みて、高円宮杯を夢みて・・・・。

もうすぐ高円宮杯中国予選。
頑張れ!コウスケ。母は、ずっと応援してるよ。
きっとこれ以上の辛くて苦しいことはないから。

    頑張れ!頑張れ!コウスケ!