榊原郁恵「風を見つめて」(1979)
1979年12月1日リリースの、郁恵さん14枚目のシングルです。
郁恵さんといえば・・・一般的には○乳で有名ですが、単に健康的体格だっただけですよね。全体的にピチピチしてましたから・・・。
いや、これはかなりおっさん的視点でした。
でも、70年代後半、健康的な魅力を全面に出したアイドルの代表は郁恵さんだし、その後、郁恵さんタイプのアイドルが大成したという記憶がないことからして、今にして思えば、唯一無二の存在だったのかなあ、と思いますね。
郁恵さんといえば「夏のお嬢さん」というくらい、夏に、肩も太ももも出して元気に歌ってるシーンが、一般的にはトレードマークなのかもしれませんし、私もそういう郁恵さんは好きでしたが、デビュー3年目の秋のこの曲は、すごく印象深いです。
それまで、基本的に健康的お色気を前面に出してきた郁恵さんが、この年の秋になってまず「秋風のロンド」で、ちょっとしっとり歌う傾向を見せた後にリリースされたのが、この「風を見つめて」なんですね。
この曲、作詞作曲が尾崎亜美さんです。もう、さすが!というしかないです。
私の守備範囲は基本的にアイドルなんで、亜美さん自身の活動には全く明るくないんですが、亜美さんは私が好きなアイドルによく曲を提供されてるんですよね。彼女自身はシンガーソングライターであって、アイドルポップス専門ではないんですが、彼女がアイドルに提供した曲は、だいたいにおいてヒットするんですよね。
亜美さんはシンガーソングライター+アイドル=ヒットという図式を確立できた、数少ないアーティストです。
そうして、亜美+郁恵として世に出されたこの曲、記憶は定かではありませんが、ビッグヒットというわけではなかったんじゃないかな、と記憶してます。
でも、このとき20歳の郁恵さんにしては、イメージチェンジを図った曲という位置づけだったんだろうなあ。しかも、メロディは秋っぽくてしっとりしていて、聴かせる曲だし、郁恵さんのヴォーカルも、ちょっと大人っぽい感じで、曲の出来はとてもいいものです。アイドルポップスにおいては隠れた名曲(このフレーズ、度々使ってるんで、信憑性に欠けるかもしれませんが・・・)だと思うんですよね。
音づくりも、きわめてシンプルだし、そのシンプルな音に乗る郁恵さんの声は、気負ったところもなく、ナチュラルなヴォーカルで、それがまた、郁恵さんらしさを出していていいんですよ。郁恵さんの声は、ホント、嫌みのない、素直な声ですからねえ。
この先、歌手としては大人路線を歩んでいった郁恵さんですが、曲がビッグヒットすることは難しい時期に入っていきました。次世代の典型的アイドル歌手時代に入って行きましたからね。
そうして、郁恵さんも、歌手というよりはマルチタレント的活動がメインになっていくわけですが、彼女がその辺のジャリタレントと違うのは、歌手として、シングルを40曲も出しているという実績です。やっぱり、郁恵さんには歌が似合うんですよ。
郁恵さんは私より6つほど年上におお姉さんなのですが、中学生の時に見て、聴いた、郁恵さんの歌声から受けたインパクトは今でも忘れません。
そして、40を過ぎた今でも、郁恵さんの歌声を聴くと、なにか、ほっとする感じがするんです。
今回は、そんな、郁恵さんの「風を見つめて」を聴きながら、郁恵さんの想い出なぞ、書いてみました。
1979年12月1日リリースの、郁恵さん14枚目のシングルです。
郁恵さんといえば・・・一般的には○乳で有名ですが、単に健康的体格だっただけですよね。全体的にピチピチしてましたから・・・。
いや、これはかなりおっさん的視点でした。
でも、70年代後半、健康的な魅力を全面に出したアイドルの代表は郁恵さんだし、その後、郁恵さんタイプのアイドルが大成したという記憶がないことからして、今にして思えば、唯一無二の存在だったのかなあ、と思いますね。
郁恵さんといえば「夏のお嬢さん」というくらい、夏に、肩も太ももも出して元気に歌ってるシーンが、一般的にはトレードマークなのかもしれませんし、私もそういう郁恵さんは好きでしたが、デビュー3年目の秋のこの曲は、すごく印象深いです。
それまで、基本的に健康的お色気を前面に出してきた郁恵さんが、この年の秋になってまず「秋風のロンド」で、ちょっとしっとり歌う傾向を見せた後にリリースされたのが、この「風を見つめて」なんですね。
この曲、作詞作曲が尾崎亜美さんです。もう、さすが!というしかないです。
私の守備範囲は基本的にアイドルなんで、亜美さん自身の活動には全く明るくないんですが、亜美さんは私が好きなアイドルによく曲を提供されてるんですよね。彼女自身はシンガーソングライターであって、アイドルポップス専門ではないんですが、彼女がアイドルに提供した曲は、だいたいにおいてヒットするんですよね。
亜美さんはシンガーソングライター+アイドル=ヒットという図式を確立できた、数少ないアーティストです。
そうして、亜美+郁恵として世に出されたこの曲、記憶は定かではありませんが、ビッグヒットというわけではなかったんじゃないかな、と記憶してます。
でも、このとき20歳の郁恵さんにしては、イメージチェンジを図った曲という位置づけだったんだろうなあ。しかも、メロディは秋っぽくてしっとりしていて、聴かせる曲だし、郁恵さんのヴォーカルも、ちょっと大人っぽい感じで、曲の出来はとてもいいものです。アイドルポップスにおいては隠れた名曲(このフレーズ、度々使ってるんで、信憑性に欠けるかもしれませんが・・・)だと思うんですよね。
音づくりも、きわめてシンプルだし、そのシンプルな音に乗る郁恵さんの声は、気負ったところもなく、ナチュラルなヴォーカルで、それがまた、郁恵さんらしさを出していていいんですよ。郁恵さんの声は、ホント、嫌みのない、素直な声ですからねえ。
この先、歌手としては大人路線を歩んでいった郁恵さんですが、曲がビッグヒットすることは難しい時期に入っていきました。次世代の典型的アイドル歌手時代に入って行きましたからね。
そうして、郁恵さんも、歌手というよりはマルチタレント的活動がメインになっていくわけですが、彼女がその辺のジャリタレントと違うのは、歌手として、シングルを40曲も出しているという実績です。やっぱり、郁恵さんには歌が似合うんですよ。
郁恵さんは私より6つほど年上におお姉さんなのですが、中学生の時に見て、聴いた、郁恵さんの歌声から受けたインパクトは今でも忘れません。
そして、40を過ぎた今でも、郁恵さんの歌声を聴くと、なにか、ほっとする感じがするんです。
今回は、そんな、郁恵さんの「風を見つめて」を聴きながら、郁恵さんの想い出なぞ、書いてみました。