kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

ジャズ聴かんばね・・・「クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ」

2008-01-28 23:14:32 | ジャズ

クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ

せっかく、ここんとこ5日連続更新してるところなんで、今日も1発書いてみますか・・・ということで、たまたま聴いてた、このCDについて。

私、別にジャズに詳しいとかいうことは全くありません。まあ、音楽は全般的に好きなんで、ジャズ関連の入門書みたいのはちょくちょく読んではいましたが、ここ最近はアイドル一辺倒でしたから・・・。

で、たまたま目についたこのCDを聴いてるんですが、これはイケます!ジャズって、私のイメージとしても、どちらかというと、落ち着いた音楽というイメージはあるんですよね。ルイ・アームストロングとか、アートブレイキー、はたまたビッグバンドの作品なんかも、イージーリスニング的な感じと言えなくもないです。

でも、ジャズって、ソウルミュージックのように、魂の音楽っていう面もあると思うんですよね。
このCD聴いてると、そんな感じを強く持ちますね。

歴史的トランペッター、クリフォード・ブラウンは、25歳でこの世を去った天才と言われるプレーヤーです。かれのトランペットは、下手なロックバンドのヴォーカルよりも、高らかに、軽やかに歌ってます!ホント、歌うように気持ちよく吹いてるんですよ。
それにからむのが、名ドラマーのマックス・ローチ。ドラムっていう楽器は、ふつうはリズムをとる役割ですから、全面に出てくることはめったにない楽器というイメージがありますよね。だって、日本のポップミュージックだって、ドラマ―が目立つバンドって、ほとんどないですよね。例外として、C-C-Bの、あのドラム叩きながらハイトーンヴォイスで歌ってた、メガネで小太りのドラマーがいましたが・・・。たとえば、アリスのドラマーって覚えてますか?まあ、普通はそんな感じでしょう。
ところが、ローチという人は、必ず、全面に出てきて、叩きたい放題叩くんです!で、他の人の出番のなると、一応下がって、リズムをとりつつも、やっぱり目立ってしまうんですね。石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」ではないですが、ドラムがこのクインテットを引っ張ってるって感じです。

余談ですが、車でジャズ聴くとして、たとえばビル・エヴァンスのピアノ曲なんかだと、微妙なところがエンジン音で消されてしまうんで、ドライブミュージックには向かないですよね(って、私の車がスバルインプレッサSTIなもんでうるさいだけで、レクサスみたいな最近の高級車なら、ビル・エヴァンスの静かな名曲「ワルツ・フォー・デヴィ」なんかも、細かいところまでちゃんと聴けるのかもしれませんが・・・。)
しかし、ブラウン+ローチなら、インプレッサでも、ドライブミュージックに使えるくらい、迫力あり、メリハリありです。

我ながら、案外いいCD持ってるなあ・・・と、ちょっといい気分で、ウィスキーなど飲んでる、冬の夜でありました。