goo blog サービス終了のお知らせ 

ころりん~キラキラ☆

楽しいこと、嬉しいこと、伝えること ころころ~ころりん☆

人間関係で大切なことは😃

2017-11-30 08:14:48 | 徳育
小林正観さんの心に響く言葉より…


《誤解を解く方法―そのうちわかる、という生きかた》


「私は、自分のおせっかいで友人の子どもさんを傷つけてしまったことがあるんです。

それで、その友人からはとても恨まれていて、つらい思いをしています。

私は、その友人と話し合いをして和解したほうがいいんでしょうか」


その人によかれと思ってしたことが裏目に出て、逆に傷つけてしまうというのはよくあることです。

質問された方も、悪気があったわけではないのに、どうしてこんなことになってしまったのかという、やりきれない思いだったに違いありません。


私は、頼まれてもいないのに、自分の判断で何かをしてあげようとするのは、やめたほうがいいという考えです。

頼まれたら、いつでもだれに対しても人を選ばないで快く引き受ければいいですが、頼まれてもいないのに自分の勝手な思い込みで「この人は、きっとこれが必要なんだろう」という関わり方は、しないほうがいいと思います。

それは「小さな親切・大きなお世話」ということですから。


人間関係においては、距離感がある程度あるとトラブルになることは少なくなります。

やはり踏み込んではいけないエリアがありそうです。


社会心理学的にも、人にはそれぞれ安心できる空間というものがあるとされています。

あまり近づきすぎると相手を不安にしたり、イライラさせたりしてしまうのです。


ある社会学者の研究では、初対面で会話をするには、1.2~2.1メートルの距離がいいということです。

これは、お互いに手を伸ばせば握手できる距離です。

これ以上近づくには、親密度を増す必要があります。


しかし、親密度が増して距離が近くなると、相手に対するポジティブな態度とネガティブな態度の両方が強化されるといわれています。

つまり、相手に対する好意も憎悪も、両方とも増幅される可能性があるということです。

友人にしても家族にしても同じですが、近寄りすぎないこと。

もし、他人に対して踏みとどまることができる問題なら、家族に対しても踏みとどまれるはずです。

人間関係で大切なことは“距離感”だと私は思います。


それから、たとえ誰かを傷つけてしまったとしても、自分のせいだとか、あまり考える必要はないと思います。

それを思い悩む必要はありませんし、自分がつらく悲しい気持ちになる必要もありません。

誤解されていることに関して、一生懸命に相手に事情を説明して、わかってもらいたいと思うのはやめましょう。

ただひたすら後ろ姿を見せて、「あーこの人を誤解していたのかもしれない」とその人に思わせるような生きかたを、これからしていけばいいと思います。


『すべてを味方 すべてが味方 (知的生きかた文庫)』





小林正観さんは、こう語る。(笑顔で光って輝いて)より

『親子関係が悪い人に対して、このような提案をしました。

「呼び捨てにせず、さん付けで呼んでみてください」

子どもに対し、さん付けに切り替えた人は、半年ほど引きこもっていた子どもが部屋から出てきて、「お母さん」と呼んでくれるようになりました。

相手に対して、自分が投げかけた呼び名が、自分に返ってきます。

私は、これまでの人生で、どうも「言葉が喜ぶ使い方」というものがあるように感じました。

「そうだよ」という言葉より、「そうなのですよ」というように「です」「ます」で言ったほうが、言葉も喜ぶようです。

日本には、敬語というとても美しい言葉があります。

なるべく意識して使うようにすると、言葉が喜んで、味方をしてくれます。

丁寧な言葉を投げかけると、自分も丁寧な言葉に囲まれていき、人間関係もスムーズに流れていきます』


人間関係において、適度な距離感を保つことはとても大事だ。

少し仲良くなって、べったりし過ぎたりすると問題が起きやすい。

相手の領域にずかずかと踏み込んでしまったりするからだ。


親子や親しい友人の間では、どうしても言葉がぞんざいになりがちだ。

それは距離が近づき過ぎているということ。

適度な距離を保つには、敬語や丁寧な言葉が必要だ。

「親しき仲にも礼儀あり」


「人間関係で大切なことは“距離感”」

距離感を大切にしたい。



経営のコツをつかむ

2017-11-29 07:09:32 | 徳育


経営学ではなく、今は経営学学を学んでいるんだと聞いた、常に実践してみないと掴めないんだなぁ(*'▽'*)

『経営のコツをつかむ』


経営にうまくいくためのコツというのはあるのでしょうか。



そのコツをつかむことができれば、皆がうまくいく経営者になれますが、幸之助さんは経営のコツについてこう語っています。





「よく経営のコツは、といったことを尋ねられるが、そういう質問に答えるのは、きわめてむずかしい。



経営のコツなどというものは、いわく言いがたしで、なかなか言葉で説明しきれるもではない。」





ある日、幸之助さんは経営に重要な「ダム経営」の話を講演をしました。



経営には、資金にも在庫にも心にも余裕を持とうというものですが、その具体的なやり方は、幸之助さんにも説明できません。



ただ、「ダム経営をしようと思わないかんですな」とだけしか言い表せませんでした。





「”経営学”というものは教えることができるでしょう。



しかし、生きた経営というものは教えるに教えられない、学ぶに学べない。



それは道場にあって、みずから会得しなければならない。



みずからの工夫でかちとらなければならないものだ。」





このダム経営の幸之助さんの抽象的なやり方にも、その話を聞いた京セラの創業者、稲盛和夫さんは強い願望を持つことが大切なんだと、強く感動しました。



(参考記事)

 『ダム経営のやり方』:http://blogs.yahoo.co.jp/tuiteru_so_wa_ka/6882121.html





後に幸之助さんは稲盛さんと対談をしたときにこう話しています。





「稲盛さんの話を聞いて、わたしの方が非常に感心するとともに、うれしく思った。



わかる人はわかってくれるのだ、ということをあらためて感じました。



基本的なことを抽象的な表現で述べることになる場合が多いのだが、同じことを話しても、ほんとうに理解してくれる人もいれば、10年かかっても、わかってくれない人もいる。



それができるかどうかは結局、経営者の決意次第、ということを稲盛さんは私の不十分な話から的確に自得された。」





経営にコツがあるとすれば、ぼくのやっていることを見て、あんた勝手に会得しなさい、というよりしようがない。



しかし、だから面白味があるのであって、習うてその通りできるものだったら妙味おまへんがなと、幸之助さんは話しています。




☆今回も読んでいただいてありがとうございます
(#^.^#)


♪このメルマガをあなたの友人にも教えてください。
このメールをそのまま転送して、下記のアドレスをクリック。
そして登録アドレスを入力すると完了です。
  ↓
http://www.mag2.com/m/0001324834.html





.

運に恵まれている人

2017-10-23 08:44:34 | 徳育
台風は大丈夫でしたか?




小林正観さんの心に響く言葉より…


私たちは、一人ひとりを本当に大切にしているか、ということを常に考える必要があります。

例えば、手紙をくれた人に返事を書こうと思いながら、つい書きそびれて月日が経ってしまい、いつの間にか忘れてしまうことは少なくありません。

同じように宅配便で何かを贈ってもらったとき、すぐに礼状を出せばいいものを、「そのうちに」と思っていると、先方から電話があり「着きましたか」と聞かれることになります。

贈ってくれた人は、何も礼状が欲しいわけではなく、届いたかどうか、確認したいだけです。

ですから、「届きました。ありがとう」という礼状を出す(あるいは電話をする)ことが、その人を大切にすることになるのですが、私たちは、ついついなおざりにしているような気がします。


一人ひとりを本当に大切にしているかどうかで、実はその人の「運命」が決まってきます。

「運命」というものは「人が運んでくるもの」です。

運んできてくださった人に「感謝」し、「手を合わせる」、ということを続けていると、その人の人生は、「嬉しさ」や「楽しさ」、「喜び」に満ちたものになっていきます。


極端に言うと、「運命」には「運がいい」とか「運が悪い」ということはありません。

「運が悪い人」というのは、目の前の「運」(人)を見過ごしている(大切に思っていない)ということにほかなりません。

一人ひとりを大切にしている人は、必ず良い「運命」を手に入れます。

「運」は「人によって運ばれてくるもの」なのですから。


「運にめぐまれている人」というのは、別に次から次へと「幸運がやってくる人」という人ではありません。

一人ひとりを大切にしている人なのです。

人との「出会い」や「つき合い」を大切にしていくかどうかで、自分の将来が決まっていく、ということに気がつかなければいけません。


一人ひとりを大切にしない人に「幸運」はありません。

つまり、良いものが運ばれてくることはないのです。

逆に、一人ひとりを大切にしている人(社会的な地位や身分というものには関係なく、人間一人ひとりを本当に大切にしている人)は、「幸運」を手に入れます。

それは、金銭的経済的にプラスになるということではなく、目に見えない「運の良さ」というのもです。


「今まで自分は、運が悪かった」「ついてなかった」と嘆く人は、もしかしたら、一人ひとりを大切にしてこなかったのではないでしょうか。

もう一度、自分の日常生活を見直してみましょう。


報酬や仕事というものに関わっていなくても、自分と縁のある人、出会う人というのが必ずいるはずです。

その一人ひとりを、できるだけ大切にしていくことです。

そうすれば、今までにない「幸運」な日々が展開していきます。


『神さまに好かれる話: 悩みを解消する法則 (単行本)』三笠書房





坂村真民さんに「二度とない人生だから」という詩があるが、その中にこんな一節がある。

「 二度とない人生だから

一ぺんでも多く便りをしよう

返事は必ず書くことにしよう」


また、茶道に「一期一会(いちごいちえ)」という言葉がある。

一生にもう二度と会う機会はないのだ、と言う気持ちで、その場その場の出会いを大切にする、ということ。


運とは人のことだ。

それは、目の前に現われた人をどれだけ大事にするかということ。

相手の、地位が高いとか、肩書があるとかは関係なく、そのご縁に深く感謝し、手を合わせる。


運にめぐまれている人は…

一人ひとりを大切にし、感謝多き人。


得のさせっこ時代

2017-07-02 06:19:01 | 徳育
斎藤一人さんの心に響く言葉より…


21世紀は得のさせっこの時代なんです。

自分は会社でどうやって得をさせるのか。

社会に対してどうやって得をさせるのか。

その人が、無理なくやれることをやるの。


それで「いい就職口ないかな?」っていう人に「たとえばどんな会社?」って聞くと、「給料が多くて、休みが多くて、安定しているところ」とかって、自分の得ばかり考えてるの。

そうすると、一人さんは「あなたの人生は悲劇になるよ」って言いたいの。

だって今の世の中は得させっこの時代なんだから、その時代に合った生き方をしてないと、つらいんだよね。


女にモテたかったら、女にとってお得になればいいの。

それで、昔は男らしい人がモテたの。

なぜかっていうと、男らしくないと稼げなかったから。


でも、今の時代は女性もトラックに乗ったり、いろいろな仕事をするようになったの。

そうなると、女が求めるのは男らしい男じゃないの。

求めるものが違ってくるんだよ。


それで神は、女の人に対して向上心をつけてる。

だから女性は、つきあって向上する男性が好きなんだよね。

食わしてくれる男じゃない。


いちばん嫌がられるのは、自分の向上の邪魔をするような男なんだよ。

「あれもするな!」「これもするな!」じゃなく、「仕事でもなんでもやってみな」って。

それで「失敗したら俺が食わしてやるからな」って言える人がモテるの。

なぜかっていうと、相手にとってお得じゃないとダメなんです。

旦那でもなんでも、お得じゃないのはダメ。


世間には社長だからって威張ってる人がいるけど、威張っているのを見ただけで人は不愉快だよね。

それだけでもう、その人はお得じゃない。


だから私は「一人さんが来てくれて良かった」って思ってもらえる自分でありたいの。

そのために重要なのは自分の機嫌は自分で取ること。

私は人に機嫌を取らせたりとか絶対しないの。

なぜかっていうと、私はいつも機嫌がいいの。


誰かに会ったからしあわせとか、こんな話を聞いたからしあわせとかじゃなくて、あなた自身が会って得した、話を聞いて得したって言ってもらえる人になってほしんです。


『(文庫)変な人の書いた世の中のしくみ (サンマーク文庫)』サンマーク出版





たいていの人は、まず自分の得になることを考えてしまう。

たとえば、ジャンケンにしても、「自分が負けるジャンケンをして」というとほとんどの人ができなくなってしまう。

相手がチョキを出したら、自分はパーを出すというような、負けるジャンケン。

つまり、今まで我々が価値観として教わってきたことは、「勝つこと」や「得になること」ばかり。

それが、行き過ぎると、自己中心的な人だったり、利己的な人だったりする。

嫌なヤツだ。


相手の得になることは、相手が喜ぶこと。

喜ばせ上手は誰からも好かれる。

それが、会うと嬉しい人、楽しい人、そして、お得な人。


「得のさせっこの時代」

まわりの得になることをいつも考えて、誰かを喜ばす人でありたい。

😊💗

天国と地獄のはしの話を思い出しましたよ!

【ニコニコと楽しそうに仕事する】

2015-11-28 23:39:55 | 徳育
【ニコニコと楽しそうに仕事する】


小林正観さんの心に響く言葉より…


講演会に参加している方で、アロマテラピーの仕事を始めることになった女性がいました。

初めてこの仕事をすることになったというので、このようにお話ししました。

「技術を磨かなくていいから、ニコニコしていきましょう。そうするとお客さんがやってきます」


一般的には、技術を磨くとお客さんが来ると思われていますが、技術があっても人柄が荒(あら)いと人はやってきません。

技術は標準で良いので、ニコニコと楽しそうに、幸せそうにやっているとお客さんがやって来ます。

これは、どんな仕事もでも同じです。


飲食店で、味を高めるために弟子をどなりながら作っている料理人、親方さんがいるとします。

そういう所でどなり合っているお店の料理は、どんなにすごいものを作っていてもおいしくない。

それでお客さんは、だんだん来なくなります。


天然酵母(てんねんこうぼ)でパンを作っているパン屋さんのご夫婦に話を聞いたことがあります。

普通に淡々と作っているときのパンは、大体一週間カビることがないそうです。

「ありがとう、ありがとう」と言いながら作った時のパンは二週間カビない。

そして、夫婦ゲンカをしながら作ったパンは、翌日にカビてしまったそうです。

カビが発生して食べられなくなった。


ということは、飲食店で親方が弟子の料理職人たちをどなっているときは、どんどん味が壊(こわ)れている、ということになります。

逆に、味付けが特別に上手ではなくても「ありがとう、ありがとう、みんなのおかげ」と上の人が言っていたら、とてもおいしいものになるのではないでしょうか。

技術より人柄(ひとがら)のほうが優先します。

お客さんは、その店の雰囲気で来ているので、穏(おだ)やかな人柄であれば人が集まるのです。


『喜ばれる』講談社




店が汚かろうが、愛想が悪かろうが、味さえよければお客さんはそれで満足する、と勘違いしている人がいる。

技術や頭を磨くことだけに没頭(ぼっとう)し、人柄や心を磨くことを怠(おこた)ってしまう人は多い。


味が標準以上なら、ほとんどのお客さんは愛想がよくて、明るくて、笑顔があり、感謝多き人柄がいい人の店にいく。


人柄がいい人は、まわりから好かれる。

好かれる人は、まわりからの助けや応援がある。

一緒にいて気持ちのいい人だ。

反対に、人柄が悪い人は、周りから嫌われ、孤立する。


「ニコニコと楽しそうに、幸せそうに仕事をする」

人柄のよい人を目ざしたい。



【人相をよくするには】

2015-11-22 08:34:36 | 徳育



鍵山秀三郎氏の心に響く言葉より…


《自分のことばかり考える人は、顔が貧相になる》


人を表現するとき、「あの人の容貌(ようぼう)は端正だ」とか「あの人は人相がよい」などと言います。

しかし、「容貌」と「人相」は似て非なるもの。

その意味は、まったく違います。


「容貌」とはもともと、自分の両親から受け継いだかおかたちのこと。

したがって、生まれ持った遺伝子としてのかおかたちを、自分の努力で変えることはできません。


一方、「人相」は違います。

人相は、自分の生き方でいくらでも変わるし、また変えることができます。

このように人間には、自分の努力で「変えられること」と「変えられないこと」があります。


願わくは、自分の努力で変えられる「人相をよくする」ことに、多くの時間と心を遣う生き方をすることです。

では、この「人相をよくする」生き方をするにはどうしたらいいか。


ひと言でいうと、「人が喜ぶこと」を、つねに考え実行したくなるような自分になることです。

「人が喜ぶこと」に生きがいを感じられる人は、目が輝いています。

顔の表情が明るくなります。

結果において、人相がよくなります。


「自分さえよければ」というような自己中心主義の人は、よい人相になるはずがありません。


『困ったことばかりでも、何かひとつはよいことがある』PHP





自分のことばかり考える自己中心的な人は、「狡猾(こうかつ)」、「こずるい」、「下卑た」、「卑(いや)しい」、「あさましい」、「えげつない」、「せこい」、「わがまま」などと言われる。

自分のことを棚にあげて、人を非難したり、批判したり、怒り出したりする。

つまり、卑怯(ひきょう)な振る舞いの多い人。


「40歳をすぎたら、自分の顔に責任を持たなければならない」

とは、第16代のアメリカ大統領、リンカーンの言葉。


人の人相は、その人の歩んできた生き方で変わってくる。

狡猾に生きてくれば、狡猾な顔になり、愚直に生きてくれば、愚直な顔になる。


「人の喜ぶことを常に考えていれば、人相はよくなる」

人相をよくする生き方を目ざしたい。




【朝起きてまっ先に言う言葉】

2015-11-22 08:32:14 | 徳育
【朝起きてまっ先に言う言葉】


小林正観さんの心に響く言葉より…


朝起きて、ベッドから降りる前に

「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう…」

と100回言ったとします。


すると脳は、「不安定な状態」になります。

「ありがとう」を言いたくなるような現象が起きているわけではないのに、「どうして『ありがとう』なのか」がわからないからです。

そして、合理的な理由や説明がないと不安定になって、「ありがとう」の理由を探そうとします。


「天気がよくて、嬉しい」

「朝ご飯がおいしそうで、嬉しい」

「お味噌汁に豆腐が入っていて、嬉しい」と、目にするものに対して、「ありがとう探し」をはじめます。

どうやら、先に「ありがとう」を100個言っておくと、「ありがとう」の現象がないのに、現象を一所懸命探そうとするようです。


脳は、先に口にした言葉に対して、不条理・不合理を認めず、合理的な事実に当てはめて解釈しようとする働きがあります。

先に「ありがとう」と言ってしまうと、その瞬間から、脳は「ありがとう」を探しはじめるようにできているそうです。


起きてから1時間たって、100個「ありがとう」を見つけたら、もう一度、「ありがとう」を100個言ってみる。

すると脳はまた不安定になって、「100個の現象」を探しはじめます。


反対に、朝起きたときに、「つらい」「悲しい」「苦しい」「つまらない」「嫌だ」と20回言ったとします。

すると脳は、今度も合理的な理由を探しはじめます。


「どうして今日は雲ひとつないんだ。暑くてしかたないじゃないか」

「頼んでもいないのに、朝ご飯が用意されている」

「お味噌汁の具はどうして豆腐なんだ。ワカメのほうがいい」

と、あらゆるものに、「つらい」「悲しい」「苦しい」「つまらない」「嫌だ」の原因探しがはじまります。


「ありがとう」と言いたくなるような現象が起きていなくても、まず、「ありがとう」を言う。

すると、「ありがとう」を言った数だけ、「ありがとう」の原因を探し出すことになります。

ということは、一日中「ありがとう」と言っていれば、脳はずっと「ありがとう探し」をするわけですから、「ありがとう」に満ちあふれながら一日を終えることができるでしょう。


『ありがとうの神様』ダイヤモンド社





『先に「ありがとう」を100個言っておくと、「ありがとう」の現象がないのに、現象を一所懸命探そうとするようです』(小林正観)

そうであるなら…

「嬉しい」、「楽しい」「しあわせ」、「ついてる」と先に言えば、そういう現象がないのに、「嬉しい」、「楽しい」「しあわせ」、「ついてる」ような現象を探し出す、ということになる。


小林正観さんは、「喫茶店で、心の中でどんなに強く『コーヒーが飲みたい』と思っていても、『紅茶ください』と言ったら紅茶が出てくる」という。

また、心の中で、「この人はとっても嫌いだ」と思っていても、出てくる言葉が「ありがとう」だったら、相手も感謝されていると思う。

だから、心で考えるより、言葉の方が何十倍もすごい力を持っているということ。


宇宙の原理として、「投げかけたものは必ず返ってくる」。

先に「ありがとう」を言う人でありたい。

【人生でいちばん大切なこと】

2015-08-01 15:11:32 | 徳育
【人生でいちばん大切なこと】


植西聡氏の心に響く言葉より…


ブッダ(お釈迦様)にまつわる話です。

あるとき、弟子のひとりがブッダに、こう尋ねました。

「人生でいちばん大切なことは、何でしょうか」


すると、ブッダは次のように答えました。

「あそこにいる赤ん坊を見てごらん。

生まれて間もない赤ん坊だ。

村人たちはみんな赤ん坊の顔を見て、心をなごませている。

みんな微笑みを浮かべている。

それは、あの赤ん坊が可愛いからだ。

赤ん坊は可愛さを通して、みんなに喜びを与えているのだ。

そう、あの赤ん坊はみんなに喜びを与えるために生まれてきたのだ。

その使命は、あの赤ん坊が年老いて死ぬまで続く。

つまり、人間はみんな人に喜びを与えるために生まれてきたのだ」


赤ん坊ならではの可愛さがなくなっても、人はそれぞれの年代ごとに、人に喜びを与える方法がある、ということではないでしょうか。

ブッダのこの教えは、人間のあり方の本質を突いているといっていいでしょう。

人に喜びを与え、人から喜ばれる存在になれば、「自分は世の中の人から必要とされている」という実感がこみあげてきます。

「なすべきときに、なすべきことをしている」という充実感を味わうことができます。


それは一過性のものではありません。

今日、人から喜ばれた人は、明日、明後日も人から喜ばれたくなるでしょう。

そして、そう行動するでしょう。


そうなれば、「自分は世の中の人から必要とされている」という自己重要感をずっと味わうことができます。

それが幸福ということではないでしょうか。


『この習慣さえあればいい「幸福な心」のつくり方』講談社




ブッダは、人間はみんな人に喜びを与えるために生まれてきた、という。

つまり、人は生まれてから死ぬまでの間に、どれだけ多く、人に喜んでもらうことをしたかどうか、を問われている。

逆に、人に悲しみを与えるような行為をすること、嫌なことを言ったり、つらくあたったり、暴力をふるったり、いじめたり、いつも不機嫌だったり、自分勝手だったり、悪口を言ったりすることをしていたなら、まわりの人からは好かれず、到底、幸せにはなれない。


お金もかけずに、人に喜びを与えることは、身近にいくつもある。

それは…

やさしい言葉や思いやりある言葉を使うこと、温かい笑顔で人と接すること、思いやりの心で人に接すること、電車などでお年寄りや体の不自由な人に席をゆずること、感謝多きこと、などなど。


人生でいちばん大切なこと…

人から喜ばれる存在でありたい。

優しさ

2015-05-27 08:38:35 | 徳育
私達は今まで、学校教育で頑張って、努力して、争って
結果を残すことを教えられてきました。
そのお陰で、経済の成長、豊かな暮らしを実現しています。

ですがその反面、過度のストレスで身体を壊し、
地球上では資源が枯渇し、異常気象、
環境汚染が進んでいる現実があります。

競争社会が終焉し、人間が本気で本来の姿に
立ち戻る決心をするときが来たようです。

本来の人間の姿とは。

人は一人で生きているとヒト、
人の間で生きて初めて人間になります。
その人の間でどれだけ喜ばれるか。

思いきって数字を追って競うことや争うこと
人と比べることをやめ、
ただひたすら、
喜ばれるように生きていく。

それは、たとえば笑顔を投げかけること、
優しい言葉をかけること、
周りの人に何をして差し上げれるか、
いつも考えるいること。

そんなことこそ大切に一生懸命やっていく。
するとそれが光の履歴書になり、
宇宙が食べさせてくれるようになるようです。

これまで学校や社会で評価されてこなかった
『あたたかさ』『優しさ』『思いやり』
というようなエネルギー。
これからはそれを十分発揮していく時代になったようですね。

今日1日の皆様のお幸せをお祈りいたします。