『泣かぬなら・・・・ホトトギス』
「泣かぬなら 殺してしまえ ホトトギス 織田信長」
「泣かぬなら 泣かしてみよう ホトトギス 豊臣秀吉」
「泣かぬなら 泣くまで待とう ホトトギス 徳川家康」
松下さん、あなたならどう読みますか?
と、いう質問に対して幸之助さんはこう答えました。
「これは三人とも、鳴くということを期待しているから出てくる言葉。
つまり、鳴くということにこだわっていることを意味している。
私は、なにごとでも、なにかにこだわっていたら、うまくいかないと思っている。
そこで、私はどういう態度で臨むのかというと、
泣かぬなら よれもよろしい ホトトギス
というところだ。
つまり自然の姿でいこうというわけです。」