ころりん~キラキラ☆

楽しいこと、嬉しいこと、伝えること ころころ~ころりん☆

神様に好かれるように生きる!

2019-11-12 07:01:30 | 徳育
斎藤一人さんの心に響く言葉より…


昔はね、優れたテクニックさえ持っていればうまくいった時代があるんです。

特殊能力があるとか、うんと勉強ができる人とかね。

いい大学を出ていれば、人への愛があろうがなかろうが、出世もできたんだよ。

ところが、今はそれができないの。


傲慢なことをしていたら、部下が言うことを聞かなくなるし、会社に人が入ってこなくなるし、入ってもみんな辞めちゃう。

下の人間も強くなっているんだね。

いい時代だよ。


昔は画家やなんかでもエキセントリックな人がいたんだけど、いい絵が描ければそれでよかったんです。

ところが今は、あまりおかしな人の絵は売れないよ。

今はその人の作品だけじゃなくて、人間性も求められる時代。

それだけ、ゆとりができたということだね。

頭さえよければいいとか、何か一芸があればいいとかって、特殊な能力を持っていればワガママが通じるような時代じゃないんです。

特殊能力を持っていても、おかしいやつはおかしいって言われる時代なんだ。


役者やミュージシャンだって、最近は麻薬やなんかで逮捕されると、どれほど才能があってもなかなか表舞台には戻れないよね。

今はモラルが上がってきたんです。

自由にしていいことと、踏み外しちゃいけないことがある。


人をいじめるとか、嫌われることをして好かれることはできないんだよね。

世の中が、まともになってきたの。

みんな、豊かになったんです。

「衣食足りて礼節を知る」という言葉があって、人は生活が豊かになり、余裕ができて初めて、礼儀や節度に気を配ることができるという意味なんだけど。

今は食べ物が余るほどあるし、着る服だっていくらでも手に入る時代になった。

そうなると、次に人々が求めるのは「魂力(たましいりょく)」なんです。

強ければいいとか、頭さえよければいいっていうのは、そうでなきゃ食べるのに苦労した時代のことだよ。

豊かになったんだよ。

21世紀は、心の豊かさの時代なの。


『斎藤一人 師匠は神様 (逆境に神風を吹かすスゴイ教え)』マキノ出版




斎藤一人さんは、「神様に好かれるように生きてごらん。だったら、奇跡なんて簡単に起こるよ」という。

それは、「神様に喜ばれるように生きる」ということでもある。


どんなに一芸に秀でていようと、素晴らしい学校を出ていて頭がよかろうと、人柄や、人格に問題があったら、現代では活躍できない。

それは、ネットの広がりも関係している。

SNSの発達により、その人の日頃の「発言」や「人となり」あるいは、「ストーリー」が事細かに拡散するからだ。


人は、どんな物事も、最後は好き嫌いで判断する。

好き嫌いは、大きなことではなく、ほんの些細なことで決まる。

まさに、「お天道さまが見ている」という時代になった。


では、好かれるためにはどうしたらよいのか。

それが、「神様に好かれるように生きる」ということ。


もし、神様がいたとしたら、どんなことをしたら喜んでくれるか、どんなことをしたら好かれるか、を考えて行動する。

神様に好かれるよう、魂を磨きたい。

気前よく生きる

2019-11-04 07:19:23 | 徳育
斎藤一人さんの心に響く言葉より…



「気前よく」という、たったひと言で、目の前に起きることが違ってきます。

「気前のいい人生」になるんです。


たとえば、朝、目が覚めたとき、自分自身にこうやって言うんです。

さあ、「気前よく」起きよう、とかって。


家を出るときは、「気前よく」会社に行ってきます。

そうやって、「気」で生活しながら起きてくることが「気前のいい人生」なんだよ。

だから職場で会う人、会う人に、「おはようございます♪ 今日も『気前よく』楽しくお仕事します」とか、「気前よく」挨拶する。


「今日は、外は雨が降ってるけど、中で私たちは『気前よく』笑顔でいます」とかね。

そんな「気前のいい」自分に、「気前がいいなあ、自分」って、「気前よく」ほめてあげる。

そんなふうに、「気前よく」「気前がいい」と言いながら過ごしているのが「気前のいい人生」なの。

そうやって「気前よく」過ごしていると、あなたの本当の願いを、神さまが「気前よく」かなえてくれるの。


一日何回「気前よく」を言うとか、こういうときは、こうしなきゃいけないとか、そんな「気前がよくない」ことを神さまは言ったりしないよ。

だから、「気前よく」って言ってみてごらん。

職場の空気を読めないことも、いばりん坊な課長のことも「気前よく」ゆるすよ、って。

心の中で言ってみるのもいい。


あの人、こうだったらいいのに。

なんで、こうしてくれないんだろうって気前がよくないことを、つい考える自分。

そんな自分も「気前よく」ゆるす。

それも「気」で生活する、ということだよ。


『「気前よく」の奇跡』PHP研究所





斎藤一人さんは、「気前よく」について本書の中でこう語る。

『「気前よく」「気前がいい」という言葉はね、あなたが持っているお金やモノを誰かにあげたり、そういうことを「気前がいい」と言うんじゃないんだよ。

たとえば、今日は「気前よく」納豆定食を食べよう、とか、「気前よく」をつけたのと、つけないのとでは気分が全然、違うじゃない?

そう、気分なんだよ。気分の問題なの。

「気前よく」とか「気前がいい」というのはね、言うと同時に、「気」が前に出る魔法の言葉なんだよ。

「気」が前にでると人生の扉が開く。

あなたの人生が開花する。』


「気前がいい」の反対は「気後れする」。

気が後ろに行っている状態。

気が前に行っていると、勢いがある。

勢いがある人は、運がいい。


気後れしているときや、元気が出ないときは、「気前よく」を付けていうと、そこに勢いが出る。

「人前でしゃべるの嫌だなぁ」というとき、「よし、みんなの前で、気前よくしゃべっちゃおう!」と言えば勢いがつく。


斎藤一人さんは、振り返って考えてみると、「気前よく生きてきた」という。

それはお金をばらまくということではなく、ふだんやっていることに「気前よく」、という魔法の言葉をつけ足しているだけだという。


気前よく生きる人でありたい。



人生もいう旅を楽しみたい(♡ˊvˋ♡)

2019-10-28 06:36:46 | 徳育
斎藤一人さんの心に響く言葉より…


旅とは、目的地へ行くことではないんだよ。

だから、目的地をかえたって別にいいだよ。

道中を楽しむことが「旅」なんだから。


だから、途中、いろんな話をしながら、

「佐野のサービスエリアに行ったら、辛さ十倍カレーを食べようか」とか、

「お昼はどこの店に行って何を食べようか」とか、

最初は五目そばにしようと思ったけど“鉄の決意”がぐらついて、

「やっぱり、天丼にしよう」とかってなる。


ときには、いっしょにドライブしている人から、人生について質問されて、

それにこたえているうちに、次に書く本のテーマがひらめいたりね。

そんな「旅」がオレにとって楽しいことなんだよ。

質問にこたえたり、本が出ると、喜んでくれる人がいるんだよ。


喜ばれるようなことをしていると、オレは楽しいの。

そんなことをして道中、楽しんでいるんだよね。

人生も、同じなんだよ。

魂のふるさとへ帰るまでの道中をいかに楽しむか、なんだよ。


そうやって心を楽しくして生きているとね。

「思い」がゆたかだと、知恵がわくように出てくるの。

それも、「ゆたかさを呼び込む知恵」がね。


逆に「思い」をまずしくして日々を過ごしているとね、まずしくなるような知恵が出てきちゃうんだよ。

だから、やることなすことすべて、まずしくなるような方向にもっていかれちゃうんだよ。


『斎藤一人の絶対うまくいく ハッピーでラッキーな流れを引き寄せる方法(信長出版)』(池浦秀一著)信長出版




斎藤一人さんは本書の中でこう語る。

『「人生、山あり、谷あり」と思っている人は、そいう「指導原理」に基づいて、山とか、谷を出しちゃうんだよ。

一人さんにはそういうのが出てこないの。

赤字というものを出したことがない。

成功か、大成功しかないんだよ。』


『常に楽しいことを考えているよね。

つい笑っちゃうぐらい、面白いことを考えるのが好きなんだよ。

幸せってね、気分なんだよ。

それは、自分が何を思うか、なんですよ。

オレがつい笑っちゃうような面白いことを思いついたり、自分に都合よくものごとをとらえたりするのは、子どもの頃からの習い性なの。

何も考えないと退屈しちゃうんだよ。

だから面白いことを考えるの。

心を楽しくして退屈をしのぐ、みたいな。

嫌なことや、嫌な人間のことを考えるのか。

それとも、自分の心が楽しくなるようなことを考えるのか。

その分かれ道がきたときに、どっちに行くか、だけの問題なの。』



「人生は冥土(めいど)までの暇(ひま)つぶし」

と言ったのは今東光和尚(天台宗僧侶・小説家・参議院議員)。


人間は一人残らずあの世からお迎えがくる。

だからこそ、その自分のたった一度きりの人生をどう生きるのか。


「何もしないと退屈しちゃう」

どんなときも、面白くて楽しいことを考えることができる人。

人生と言う旅を楽しみたい。

2019.10.22

2019-10-22 06:55:07 | 徳育
https://ameblo.jp/hiroo117/entry-12537660044.html


岡本一志氏の心に響く言葉より…


私たちは不安になると、根拠のないことでも何かにすがりたくなります。

溺(おぼ)れる者はワラにもすがるというように、苦しいと、根っこがなく自分を支えてくれないものにも、すがりたくなってしまいます。

しかし、ワラにすがっても、ワラと一緒に沈んでいくだけ。


お釈迦さまは、根拠のないことをどれだけ信じても不安はなくなりませんよと教えられ、いつでもどこでも変わらない道理を教えていかれました。

たとえば、世間一般では、「大安」とか「仏滅」とかいって、「大安」はよいことが起きる日、「仏滅」は悪いことが起きる日だといわれています。

「仏滅」というと仏教に由来するように思うかもしれませんが、実は、仏教とはなんの関係もなく、後世に作られた占いのようなものです。

他にも厄年(やくどし)だといか大殺界(だいさっかい)の時期には、よくないことが起こると信じている人もいますね。


ところが、お釈迦さまは、このような日に“いい悪い”が決まっているという考えを

「私の教えの中に吉日良辰(きつじつりょうしん)を選ぶことはない」

と否定していかれました。


「吉日良辰」とは、「よい日」ということです。

私の教え(仏教)では、「よい日」を選ばない、と断言されているのです。

つまり、「この日はいい日」「この日は悪い日」と決めるのは間違いですよ、とお釈迦さまは教えられたのだと分かります。


確かに少し考えてみれば、あらかじめ、この日はいい日、悪い日というのが決まっていると考えるのは、おかしなことだと気がつきますね。

「大安」に結婚したことによって、その後の夫婦生活がかならず円満なものになるわけではありません。

受験日が「仏滅」でも、合格する人がいれば、不合格になる人もいますよね。

同じ日であっても、よい日になるか、悪い日になるかは、何が決めるのでしょうか?

お釈迦さまは、その人自身の心がけや行いが、よい日、悪い日を決めるのだと教えられています。


あなたが、精一杯、よい行いの“タネまき”を心がければ、その日が仏滅でも、友引でも、かならず素晴らしい日になります。

失敗したりつらいことがあったりしても、それを受け止め、深く反省して、次に活かす。

そうすることができれば、つらいと思った日々も、自分を大きく成長させてくれた日々ということになるでしょう。


「日々是好日(にちにちこれこうにち)」という禅語もあります。

毎日がよい日であり、どんな日もかけがえのない1日なのです。

日にいい、悪いは決まっていません。

どんな日であっても、あなた次第で、好日(素晴らしい日)にすることができるのです。


『心が「ほっ」とするほとけさまの50の話: 「幸せへの近道」が見えてくる (王様文庫)』





斎藤一人さんのこんな言葉がある。

『どこへ行こうが、オレの行くところが、いい場所占いとか、風水を超えるものがあるんだよ。

それは何かって、心。

人間の心。

人間ってのは、思ったことが現実になるの。

楽しいこと考えてるときって、幸せじゃん。

だけど、不幸なこと考えてたら、不幸なんだよね。

それを、西に行っちゃいけない、東に行っちゃいけない。

人にそんなこと言われて、なんで、ビクビクしなきゃいけないんだよ。

どこへ行こうが、オレの行くところが、いい場所。

それで、いい日は、今。』(仕事がうまくいく315のチカラ)より


占いを見てもらうと、悪いことを言う人がいる。

「近々、あなたの近親者が亡くなるか、大病しますよ」というようなことだ。

そういう占い師は、それが実現することを願ってしまう。

当たらないと言われたくないためだ。

しかし、その手の占い師は、悪魔に心を売り渡していると言ってもいい。

他人の不幸を願うからだ。


「どこへ行こうが、オレの行くところが、いい場所で、いい日は、今」と言える人でありたい。

天ぷらうどんの原理

2019-10-21 07:05:47 | 徳育
斎藤一人さんの心に響く言葉より…


幸せになりたかったらね、「幸せだ」って言いな。

先にだよ。

幸せになってから言うんじゃないんですか?

違うよ、幸せになりたかったら、「今、幸せだ」って言いなよ。

そばやに行って、天ぷらうどんだって、出てくる前に、「天ぷらうどん」って言うだろ、って。

「出てきてから、言います」って言ったって、ずっと出てこないだろ。


だから、人間だってね、先に「幸せだ」って言いな。

今俺が「いや、具合悪くてさ」って言ったら、みんな心配するよ。


俺、うちのお姉さんとこへ、最近お姉さん、一人さんフアンの集まるお店っていうのやっててくれて、そこへ行くんだけれど、そこへ行くと、「ぼくちゃん、いつも幸せそうね」って。

俺、「ぼくちゃん」って言われてるの。

それで、「幸せそうね」って言うんで、「うん、俺、幸せなんだよ」って言うんだけど、「一人さん、いつも幸せで、嫌なことないでしょ」って。


嫌なことあるよ。

ほんとにあるんだよ。

商売やってたら、仕事やってたら、嫌なことなんて、山ほどあるよ、って。

だけど、姉さんのとこ行って、こういうことがあってさ、ああいうことがあってさ、って言っても、姉さん、解決できるわけじゃないんだよ。

嫌なことで、心配させるだけだよね。


ところが、「あんなこと、どうでもいいよ。俺、幸せなんだよ」って言ってるうちに、人間の脳って、幸せを数えだすの。

「これこれこうで、幸せだよね」って言いな。

それを自分が「大変だ」とか、「不幸だ」って言う。

脳ってね、「疲れた」って言うと、疲労物質がわーって出てくるんだよ。


今日の仕事は、やりがいがあって、心地よかったなって言うと、その物質は出方が全然違ってきちゃう。

脳って、特別なそういう働きがあるの。

「幸せだな」って、言ってごらん。


あのね、よく、嫌なことがあったり、辛いことがあったら、「あんた、言ってごらん。それってさ、言わないでいると、溜まっちゃうから、言ったほうがいい」と言うよね。

でも、言ったら、解決しますか、というと、しないよ。

弱気なこと言ったら、どうなるかっていうと、泣きごと言ってる人って、ずっと言ってるんだよ。

言わないよりは、言った方がいいかもわからない。


でも、もっといいのは、強気なこと言ってみる。

たとえば、「うちの部長が怒ってばっかしいてさ」って、部長のこといろいろ言ったって、部長が世の中からいなくなるわけじゃないよね。

それから会社に行かなくてもいいわけじゃないよね。

試しに強気なこと言ってみる。

「うちの部長なんか、いくら怒ったって、全然怖くないですよ。うちの女房の方が、五倍怖いですよ、目じゃないですよ」とか言ってみるとね、ふっと強気になる。

弱気になってね、弱音吐くと、余計辛くなる。

昔ね、「辛いことあったら言ってみな」って大人たちがよく言ってたけど、でもね、言ってもほんとに、だめなんだよ。


だからこれからね、みんな「今日どう?」「絶好調だよ、体は絶好調、恋愛も絶好調、仕事も絶好調」

うん、するとね、だんだん、だんだん、ほんとに元気になってくる。

これが言霊なの。

病気したって、なにしたって、「絶好調」って言ってればいいの。

ね、治るものはなおる。

周りに心配させないこと。


あのね、元気でもないのに、「元気です」とか、「俺幸せだよ」って、嘘かもわからない。

でも、ちょっとぐらい絶好調じゃなくったって、「絶好調」で、絶好調の度合いを下げればいいんだ。

なんなら、十パーセントにしちゃえばいいんだ。

そしたら、いくらでも絶好調になっちゃう。


うんと具合が悪いとき、せめて言ってもいいのは、「昨日よりはましだよ」。

「お前のお陰だよ」。

「みんなのお陰だよ」。


ほんとに幸せって、すぐ傍にあります。

言えば出てきます。

ほぼ天ぷらうどんと同じ原理。

「幸せ」と言えば「幸せ」が出てくる。

「絶好調」と言えば「絶好調」が出てくる。

これが言霊の作用。


『斎藤一人 絶好調 (ロング新書)』




「疲れた、疲れた」といくら言っても、疲れはとれない。

言えば言うほど、疲れは増してくる。

これは、「疲れてない」と言っても同じ。

脳は「疲れ」という言葉だけを認識するからだ。

反対に、「今日も元気だ」と言えば脳は、元気なことを探し始める。


グッドアンドニュー(Good & New)というアメリカの教育学者ピーター・クラインが開発した組織の活性化の手法がある。

学校や会社の朝礼などに、ここ24時間以内に自分に起こった「楽しかったこと(よかったこと)」「新しい発見(新しいこと)」について一人ずつ発表する。

この手法を取り入れることにより、アメリカの学校の校内暴力が短期間でなくなったという事例が続出したそうだ。


つまり、毎日、「良いこと」「楽しいこと」「新しい発見」にスポットライトを当てるということ。

これを続けると、毎日、「幸せ」を数える習慣ができる。

「よかった探し」だ。


「天ぷらうどんの原理」を理解できる人でありたい。

面白い人格者になる

2018-11-21 17:19:32 | 徳育
小林正観さんの心に響く言葉より…


《相手に気に入られるように努力をし続けるより、エネルギーを自分に向け、おもしろい「人格者」になれば、相手が向うから近づいてくる》


恋愛の話になると、「いつも片思い」だとか、「なかなか相手ができない」という人がいます。

そういう人は、「スポーツマンが好き」と言われたら、ひたすらスポーツをしたり、「青が好き」と言われたら、タンスの中の服が青ばかりになったりと、特定の相手や異性に気に入られるようにだけ努力をしているように見えます。

その努力は相手ではなく自分に向けたほうがいいのではないでしょうか。


三角形を頭に思い描いてみてください。

底辺の真ん中に自分がいて、近寄りがたい異性が右の角にいるとします。

そのときは、エネルギーを右に向けるのではなく、自分をさらに上のレベルに押し上げる方向で働かせてみましょう。

そうすると、自分はレベルの高い「人格者」になり、三角形の底辺から真ん中くらいまで垂直に上がっていきます。


そこで水平方向の右側を見れば、自分と同じくらいの「人格者」が三角形の右辺上のすぐ近くに存在する。

つまり、相手が向うから近づいてくるということです。

特定の誰かを追いかけるのでなく、つねに自分を高めるようにしましょう。

そうすれば、「追いかける人」から「追いかけられる人」に変わります。


『心を軽くする言葉 宇宙を味方の「か・が・み」の法則 (文庫ぎんが堂)』イースト・プレス





経営の本質は、「追いかけられる」ような商品やサービスをつくること。

お客様がどうしても欲しくてしかたがないと、向うから店やその人に会いにやってくるような、本質的に質の高い魅力的な商品やサービスをつくり上げること。


人も同じで、自分を磨き上げ、魅力的で面白い人格をつくり上げること。

魅力的で面白ければ、その人のまわりには自然と人が集まる。

そして、それをさりげなく、そっと知らせるのが、現代のSNSの役割。


大量に集客しようと、店を改装して、たくさんの広告を打ったところで、当初は人は集まるが、中身がなければ人はサーッと引いて行く。


自分を高め人格者に近づけば三角形の頂点にも近づける。

面白い人格者を目指したい。





アランの心に響く言葉より

2018-04-24 08:07:42 | 徳育
アランの心に響く言葉より…



■明るいことばを、心からの感謝のことばを、ひとことかけよう。

冷めた料理が運ばれてきても大目に見よう。

この上機嫌の波に乗ればどんな小さな浜辺にでもたどりつける。


オーダーをとってくれるウェーターの声の調子が違ってくる。

テーブルの間を通っていく人たちの態度も違ってくる。

こうして上機嫌の波動は、自分も含めたみんなの気分を軽やかにしながら、自分の周りに広がっていく。

これには際限がない。


とはいえ、始め方には細心の注意をはらおう。

気持ちよく一日を始めよう。

気持ちよく一年を始めよう。



■うれしそうな表情は、だれにとっても気持ちいいものである。

自分がよく知らない人の場合はとくにそうだ。

その意味を考えたりせずに、額面どおりに受けとればいいからである。

それがいちばんいいことなのだ。

うれしそうな合図には、それを発信した本人をうれしくさせる傾向があるということは、奥深い真実である。

こういう喜びに満ちた表情は、それを見ならうことで、絶えず自分に返ってくるのだ。


■にこにこしたところでどうということはなく、それで気分が変わることもないように思っているから、わたしたちはにっこりしてみようともしない。

ところが、しかたなく愛想笑いを浮かべて丁寧にあいさつをする礼儀正しさのおかげで、すべてが変わることはよくある。

生理学者はその訳を百も承知している。

笑顔はあくびと同じように体の奥深くまで広がって、のど、肺、心臓というふうに次々と緊張をゆるめていくのである。

ここまで即効性があり、かつ絶妙のバランスで効く薬を見つけることは、医者でもたぶん無理だろう。


『アランの幸福論 エッセンシャル版(特装版)』ディスカヴァー





「悲観主義は感情からくるもの、楽観主義は意志からくるもの」

というアランの言葉がある(本書より)。


つまりぐっとこらえたり、コントロールせず、感情のおもむくままに暮らしている人は、悲観主義になってしまうということ。

だからこそ、楽観主義には意志の強さが必要。

不機嫌と上機嫌も同じで、上機嫌になるには意志が必要。


どんなときも上機嫌であろうと決め、嘘でもいいから、笑ったり、冗談を言ったり、機嫌よさそうにしていると、やがて本当に機嫌がよくなってくる。

笑顔も同じで、別に嬉しいことがなくても、笑顔でいると後から嬉しいことがやってくる。


上機嫌の種をまく人でありたい。

どちらのアメーバーが長生きしたと思う?

2018-04-22 06:08:56 | 徳育
スティービー・クレオ・ダービック氏の心に響く言葉より…


カリフォルニアの研究者たちが、アメーバの一群を二つの異なるタンクに半分ずつ入れた。

第一のタンクでは、水の温度、水位、その他諸々、注意深くモニターし、成長に必要な完璧な条件になるように調えた。

一方、第二のタンクに入れられたアメーバは常に変化にさらされ、暑さ寒さの極限に置かれた。

さて、どちらのタンクのアメーバが長生きしたか?


驚いたことに、早死にしたのは、第一のタンクの、快適な環境に置かれたアメーバだった。

研究者たちは、次のように結論づけた。


あまりに居心地のよい環境にいると、よどみや腐敗が生じる。

一方、努力を強いられたり、周囲に馴染むことを余儀なくされることは、成長を促進する。


あなたは、すべての条件が調ったらうまくいく、と思っているのかもしれない。

しかし、むしろすべての条件が調っていないいまの状況こそ喜ぶべきだ。


ただし、耐えなくてもいい逆境にわざわざ自らおとしめることはないが図らずも、もし逆境にさらされたら、そのときは喜んで迎えよう。

そして、対処しよう。

思い通りでない環境に感謝する日がきっと来る。


『新自分を磨く方法 ギフト版』ディスカヴァー





「水清ければ魚棲まず」

という中国の言葉がある。

あまりに水がきれいで澄んでいると、魚のえさになる虫も繁殖しないし、水草も生(は)えず隠れる場所もないので、魚がすみつかない。

人も同じで、あまりに正義感が強かったり、清廉潔白だったりすると、親しみがなく、まわりに人が寄りつかない。


誰もが条件の整った環境にいる方がいいと思う。

だが、衣食住やお金の心配もなく、働かずに毎日何もせず、ぶらぶらして生きていくことになったら、ほとんどの人はひと月とたたないうちに、その毎日を持て余してしまうだろう。


思い通りにならないことがあるからこそ、我々は努力する。

嫌なことや困難を、乗り越えることにより、自分を一段高めることができる。

厳しい環境は我々を磨いてくれる砥石(といし)。


思い通りでない環境に感謝する日がきっと来る。

得をさせる人

2018-04-17 06:31:23 | 徳育
斎藤一人さんの心に響く言葉より…


私は、「天職」についてよく質問されます。

「自分の天職はなんでしょうか」と。

天職なんてないのです。

答えが早いでしょう(笑)。


天職などありません。

目の前のことを一生懸命やっていると、それが天職になるのです。


この前は、ある男性からこんな質問を受けました。

「私、会社を辞めたいんです」

「ああ、辞めたほうがいいよ。で、次に行くとこは?」

「まだ決まっていません」

そう言うので、私はこう答えました。


「じゃあ、あと3か月だけいなさい。

で、あと3か月、そこで一生懸命やんなさい。

あなた、その職場をもう嫌いになっているんだろうけど、でも、きっと社長もあなたのこと嫌いになっているから。

3ヶ月一生懸命やって、惜しまれて辞めなさい」


人生でいちばんいけないのは、「あいつを使って損した」「あいつに会って損した」「この本読んで損した」と、相手に損したと思われること。

必ず自分を使って得をしたと思わせないといけない。

そのためには、「はい」と大きな声で返事をするとか、残業を頼まれたならば頼まれた以上の仕事をするとか、どんな小さなことでもしたほうがいいよ。

会社を辞めるにしても、その会社に得をさせたと思われてから辞めないといけない。

損をさせたまま逃げるように辞めてはいけないよ(笑)。


先の私に質問をした男性に3ヶ月後に会いました。

この3ヶ月間は一生懸命に仕事をしたみたいでした。すると、

「会社が自分をすごく大事にしてくれるようになりました。とてもいい職場です」

と言うのです(笑)。

世の中とは、そういうふうにできているのです。


『普通はつらいよ (おもしろくて、楽しくて、すずやかに生きるコツ)』マキノ出版





人間として一番魅力的な人は、「また会いたいなぁ」と思わせる人。

その反対に、 「会うと嫌な気分になる 」ような人とは、二度と会いたくはない。


また会いたいと思わせる人は、与える人。

魅力ある人は、見返りを求めず、惜しみなく与える。

与える人は、得をさせる人。


二度と会いたくない人は、奪う人。

奪う人は、自分のことばかり考えて、ケチくさい。

奪う人は、損をさせる。


この得をさせたり、損をさせたりするのはお金のことだけではない。

得をさせる人は、「優しい言葉」や「気遣いある言葉」という「愛語」や、人を和(なご)ませる「笑顔」がある。

得をさせる人は相手を喜ばす。


損をさせるけち臭い人は、たとえば、「感謝」もしないし、「ありがとう」も言わず、「挨拶」も出し惜しみをする。

損をさせる人は相手をがっかりさせる。


会う人会う人に、得をさせる人でありたい。