千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

日出にて・・お寺の落慶法要パート2

愈々、落慶法要のはじまり始まり・・
テケテンテンテン・・

宗派にとらわれず受け入れるこのお寺
お経も「般若心経」で始まります。

「般若心経」は宗派にとらわれず
仏教の源となる基本のお経で、
能で言うたら「能であって能にあらず」て言われる
「高砂」のごたあもんです。
たとえの悪うてすいまっせんヤネ

あたきのふたつ隣の席には場違いな「サックス」ば膝に抱えた
黒服のおいシャンが座っとう・・

愈々ご本尊の除幕式・・
白布で覆われたご本尊がお弟子さんの手で
解かれます。


隣の黒服のおいしゃんがすっくと立ち上がり
和尚の後ろへ・・

なんと「聖歌アメージンググレース」ば吹き始めた
粋な演出です。



その2mば超えるご本尊が姿ば現した。
木彫りの「不動明王」
会場から「ほ~」の声が聞こえます。



再度、学法和尚によるお経
神社で言うたら「御神入」にあたるとでっしょう



帰りにひとり、ひとりご不動さんの手を握って帰ってください。
ハグしてください。「ハグ不動」ですげな。

お土産にご本尊ば覆っとった白布の肌着ば小さく切り分けて
一人ひとりに持たせてくださいました。
それに人と人との架け橋(箸)にかけて
別府の竹細工やのおばシャンの提供で
「若狭塗り箸」に負けん立派な竹製塗り箸も
いただきました。




早速帰って仏壇にお供えしましたやね。

学法独り言ブログより

多くの寺院が行う落慶法要は工事関係者や高額寄付者に対して、
参加者の前で感謝状を読み上げ記念品を差し上げます。 
それに仕出し料理や弁当を振る舞い、中にはホテルで盛大に
記念パーティーをする寺院もあるのです。
これらは檀家や信者からの寄付によるもので、
当寺のように強制的な寄付が無い寺では派手なお披露目はできません。 
お金をかけないで参加者が喜んで頂ける方法は?
それは不動明王が身に着けていた肌着を小さく分け、
透明の袋に入れて「御守護」お守りとしたのです。 
貧乏寺はこんな事しかできませんでしたが、
皆さん喜んで頂けました。


かねてから歳とったら博多の町で山の走るとば
眺めながら余生ば暮らしたいて思いよりました。
この夢は、直現実になりそうバッテン
その後は高崎山と別府湾ば見下ろす
高台の見晴らしの良か場所で、
永代安心してまかせらるる
ここに骨ば預かってもらおうか?と考えよるおいシャンです。

こげなことば考える歳になってしもうたやね・・

バッテンまだまだ
死なんバイ!!

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