千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

徒然なるままに

12月26日、クリスマスも終わりました・・・
明日で事務所の業務は終わりやばってんが明日は
桃尻事務員さんはお休みやけん今日のうちに
事務所の大掃除しました。

トイレの掃除して桃尻さんが事務所の掃除機かけてくれたあと
床も雑巾がけ、窓も拭きあげたばってんが
爺さん二人やけん「腰の痛か~」でそこそこで切り上げました。
事務所にも「歳神様」が来てくれると期待してます。
来年も貧乏組合が切り盛り出けますように・・・

明日は事務所缶詰で最後の入金処理やら済ませます。
夕方はMさんの年賀状届ければ終わり、夜の仕事の無かけん
ちょとゆっくりでけます。
夜は今年最後でけん坊におでん食べげぇでも行こうか?て思ってます。
ばってんが明日はほとんどのとこが仕事納めやけん
入られんかな~

昨年に引き続き今年もお江戸小説ばたっぷり読み込んだ一年でした。
おかげで今に残る東京の地名でお江戸の土地勘が養われました。

東京も京都も昔からの町名が今に残されて羨ましいです。
博多も変な町界町名改正されんどきゃ町名から
歴史がわかるって言うもんです!
そいけん残されたおいしゃんたち世代が後世に伝えないかん。

こげな馬鹿なことしたとは福岡市くらいやなかですかいな?
唐津も昔ながらの町名が残っとりますもんね。

今は賑やかな町で電車で行き来できる町もお江戸の時代じゃ
在所出言うてお江戸の外ですけん田舎も良かとこ・・
浅草あたりでもちょっと離れれば田んぼが広がる時代です。

品川やら新宿、千手、板橋やらは今は大都会やばってんが
昔は江戸四宿て言うて宿場町ですけんね・・

6月にはお江戸旅行もしましたし・・・・

こげな小説読みよったら漢字のお勉強にもなります・・

雪洞(ぼんぼり)って読みます。
塒(ねぐら)って読みます。
匕首(あいくち)って読みます。
鉄漿(おはぐろ)って読みます。

これは今読みよる「吉原裏同心」に出てくる言葉ですが
他にも沢山「へ~」って今は使わん漢字が色々出てきます。

鉄漿(おはぐろ)って江戸時代の既婚者の婦女子のたしなみばってんが
これが水銀含んどったけん体に悪かったらしいです。


黒は他の色に染まらんけん嫁入したらこげんしよったらしい・・

日本人はこげな「言葉のあや」ば大切にします。
「白無垢」も旦那さんの良か色に染まるごとです・・・・
結納にお茶ば送るとも・・・
お茶の木は植え替えが出来んけん嫁入りしたらそこに根差すごと
高砂人形は共に白髪になるまで添遂げられるごと・・

正月料理も縁起もんです。
黒豆(マメに働けるごと)
数の子(子孫繁栄)
たつくり(イリコの煮物)田んぼが栄えるように・・
日本人は米の文化ですけんね。
お供えに飾る橙(博多だけかな?)代々栄えるごと・・

日本人の根底には「言霊」が厳然として宿ってますね。
縁起でも無いって言いまっしょ?
そいけん日本のお正月は縁起の良か言葉尻で
埋め尽くされてます。
おいしゃんそげなとこ好きです。

お江戸小説・・・・

周ちゃんやらパンダさんは「考えんですいすい読め」て言いますばってんが
おいしゃんは小説に出てくる地名やら言葉ばいちいち調べながら
読むとが好いとります。

最初に調べたとが裃と肩衣の違い・・・・・・
松囃子でつける「肩衣」は庶民が場内に入るけんつけよったて
しっとったばってんが・・・

裃は字のごとく肩衣と袴のセットば言うらしいです。
松囃子も肩と袴のセットですね。違うとが袴が道中袴の点です。

お江戸小説では現代人が着らん和装のこともお勉強になります。

「袷(あわせ)」やら「単衣(ひとえ)」やら・・・
浪人は「着ながし」ちゃんとした武士はそれに羽織と袴。
商人もそれに同じばってんが
庶民は股引ですね。

色々お勉強になりますと・・・

年末年始に読むお江戸小説の続きも先日届きました。

来年もおいしゃんの「蘊蓄」に付き合うてください。
まだ年内かくばってん・・

出来ればコメントもいただければ嬉しいです。

ちゃんちゃん

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