千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

山作り追い込み

篠栗作業場では連日山の仕上げに追われとります。

公開の早か上川端通りと博多駅、中洲流が一足先に小縄巻きまで終え
八文字待ちの状態でズラリ並んだ山台で足の踏み場もままなりません。

昨日は物運びよって嫌というごと棒受けで左肩ぶっつけてまだ痛かやね。





飾り山用の跳ね木達が出番ば待っとります。

昨日は中洲流の番線巻き・・









人手が足らず師匠も何でも作業こなします。





こちらは番線のつなぎ目。半分はおいしゃんの作業。





そのあとは一日麦束巻き。100個以上作ります。

この日はちょこっと残業した後くたびれ果てて「まるみ」へ・・

U介が今年の大黒のシオリば持ってきてくれました。

そのあとU介も一緒に蛇の目へ・・

師匠はくたびれ果てて夢心地。



冬に忘れてきとったマフラーば貰うてきました。

この日はU介がマンションまで送ってくれました。

週末から愈々、八文字掛けと棒締めが始まります。

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コメント一覧

博多はひとつ
番線に麻縄もまくのですね。
説明ありがとうございました。
ちどりあし
番線
山台は走る際にいろいろな衝撃ば受けます。
その衝撃から山台全体ば守るとが「八文字」です。
八文字は頭つなぎから四本の台脚に藁縄ば掛け台全体ば衝撃から守ります。その掛けた状態が八の字に見えるけん「八文字」です。への字によって舁き手の命ば守るため八文字から下の部分に台脚そのものに衝撃がかかります。
その衝撃から一番下の部分の強度ば持たせるためのものが「番線」です。
今のごと山がスピードば競うごとなって今の山台はいろいろな処で補強しとります。以前はむき出しやった番線も現在はこれに麻縄ば巻いてさらに補強します。これはうちの師匠が考え出したものばってん追山終えて麻縄とったら番線が切れとったていう場合もあります。
昨年の大黒流は山解きしたとき初めて「への字」が折れとったとがわかったとです。

以下山台オッペケペ

ライトの当たらぬ山台は
 胴金、込み栓、への字に八文字
 山の精神、大工の知恵が
 見えないところで支えてる

小さな樫の木、鼻栓は
 自ら折れて山台守る
への字の曲線、優しさよ
 こけた舁き手の安全願う
山台固める八文字は
 ヨガム山台補強する
博多はひとつ
番線は何のためにあるのですか?
キモサベ
あのう、番線巻で、50cmほど、
短く切り間違えたところの情報が
欠落してますけど。
修行の道は険しいけど期待しています。
いつかは、棟梁の右腕になってほしいです。
今年のチロリ足の、メインの使命は、
「棒締めマスター」です。
2~3年以内には、久我君と二人で
大黒流の棒締めですぞっ!
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