カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

内田樹*白井聡 『日本戦後史論』 徳間書店

2015-10-30 17:20:31 | 本日の抜粋
徳さんの仕事は客商売。
客商売のタブーは政治と宗教を語ること。

その禁を3・11、3・12以後、結果的に破ることになった。
商売は傾き加減だが、これはもうどうしようもない話である。

かつて60年安保改定時において、安倍坊の敬愛するおじいちゃん岸信介が言い放った名言?迷言?、
「今、国会を取り巻くデモが行われているが、一方で後楽園で巨人戦を楽しんでいる一般国民が多数いるのだ!」

安倍坊のテクニックもそれほど違いはない。
そう、結果的に、日本国民は( 'ω'o[ 政府]oに軽く見られたままなのだ。

そうそう。
今回、オスプレイの佐賀進出には一回歯止めがかかった。
それと正反対の決定が沖縄に対してなされた。
まるで、沖縄と日本の分断を促すかのような行為である。

アメリカに献上する沖縄。

安倍坊は平気だ。


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白井 それでもちろん、大多数の国民もこんな転換に賛同した覚えなどない、というでしょう。そもそも安倍政権を積極支持する人って、せいぜい五人に一人ぐらいしかいないわけで、このことは先の総選挙の総得票率によてっても証明されました。原発問題一つとっても、「どちかといったら、もうやめた方がええんちゃう?」というところまで含めれば、国民のほとんどが脱原発派であるわけです。
 だけれども、「どっちかといえば、やめた方がいい」程度の意志で、やめられるはずがない。それがどうやらわかっていないところが、日本国民のだめなところです。国家がこれまであらゆる反対意見を踏み潰して推進してきた政策なんだから、これを政策転換させるのはとてつもなく大変なことで、「どっちかといったらやめた方がいいんじゃないですか」ぐらいの意志でやめさせられるはずがない。だから、「どっちかといったらやめた方がいいと思います」程度の意見というのは、事実上の推進と同じなんです。「絶対反対」といって初めて何とか止められるかもしれないという話なんですから。何でそんな当たり前のことがわからないんだろうなというのが、私の国民全般に対して思っているっことです。
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