カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

南伸坊 『仙人の壺』 新潮文庫

2015-10-14 20:35:13 | 本日の抜粋
南伸坊さんが中国の何百年も前に書かれた怪奇譚に寄せて、軽妙な漫画と文章で紹介してくれてる。

そのほとんどが意味不明。
教訓もなければ、説得もない。
ただ、こんな怪異な出来事がありましたとさ。
という事の羅列。

伸坊さんは、ことの外こういうのがお好きなようで。

でも、教養だけはたっぷりある。
奇妙で独特な人との交遊関係もぶ厚い。
この本は、古代中国と現代日本がどこかでシンクロしてる事を伺わせる。

この怪異譚から伸坊さんが読み取った中国人感は、

  *****
 中国の志怪小説のたぐいを読んでいて、いつも気になるのは、人々が妖怪と呼ばれるようなものに、ひどく乱暴であるところです。
 まるで情容赦がない。妖怪らしきものが出た途端に、考えもなしにいきなり棒でぶつケースが多い。
 何も、そんなにぶたなくても……と思う。これは私が自分の顔をやや妖怪よりに認識しているというだけでなく、むしろ、日本人と中国人の違いという気がします。
  *****

でも、今回、本当に伝えたかったのは、このイラスト。



東京オリンピックの打ち続くエンブレム騒動。
どうだ、参ったろう?




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