カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

低血圧な、ユーちゃま

2009-02-14 17:14:44 | 本日の患者さん
ユーちゃまの血圧は低い。
平均して収縮期血圧が80~90、拡張期血圧が50前後の低さだ。

低血圧は病気ではない。
ただ、ご本人にとって様々な症状があるので、低血圧の症状を訴えられる。
朝が苦手である。エンジンがかかるのに時間がかかる。エネルギー不足の感じが付きまとい、何をしても疲れ易い、など。

心臓から一番遠い所にある細胞は、足の親指の先端だ。
そこまで動脈血を送るのが心臓の役目だ。
血圧が低いということは、低い血圧で足指の先まで血液が送れてる状態を意味する。
血液の流れを邪魔する、動脈硬化やコレステロールの血管へのまとわりつきもない事を物語っている。
心臓の負担も少なく、将来の心筋肥大の心配も要らない。
生き物としては、よい事ずくめなのだ。

問題は人間が社会的生き物で、かつ現代社会の在り様は反生物的だ、と言うことだ。

朝はゆっくり寝てればいい。仕事はマイペースでやればいい。
(こんな主張自体が反社会的であるとのそしりを受けるだろうが、、、)

生物の進化論的に言えば、自然は高血圧から低血圧まで、様々な段階の生き物を用意して、その適用を競わせる。