ハート山さん

「ハート山さんが来るよ～」

chieeの空想の世界、ハート山をもじって、おとうさんから届いたメール。

3日前のことでした。

土曜日、到着時間に私とchieeは現場に走っていきました。

政治家を見るために走る親子は私たちくらいでしょう。

そして、選挙カーの一番近くまで近づいて、目の前で鳩山さんの演説を聴きました。

周囲にはほとんど子どもはいませんでした。

聴いているのは年配の人ばかりです。

若い人こそ、子どもを持つ世代こそが社会問題や政治に興味を持たないといけないと思うのだけれど…

「chieeちゃん、しっかり覚えとくんだよ」

私は歴史的瞬間をchieeにしっかり覚えてもらおうと思いました。

演説が終わると、思いがけず、握手に回ってこられました。

鳩山さんはしっかりと私たちの顔をひとりひとり見て、ゆっくりと力強く両手で握手をしました。

私は、この方法も戦略なんだなあとどこか冷静に見ていましたけど…

「chieeちゃん。この日を忘れたらダメだよ。明日は歴史的瞬間の日。そして明日の総理大臣と握手したことを」

私が言いたかったのは、民主党の活躍とか勝利とかそういうことではなく、政権交代の必要性です。

日本はどこかおかしい方向に向かっている…けれども今まで変ることができなかったのです。

今の経済成長を支えたのは自民党かもしれないけれど、一党独裁（一応）政権の長期化は弊害も多くあったと思います。

勤勉で道徳心のある日本人の心はすさんで、社会問題はどんどん複雑化してきました。

国民は社会に無関心になっていき、個人主義が目立ち、公共心はどんどん失われてきました。

子どもたちは無表情になり、物質的には豊かになったけれど、心はどんどん貧しくなり、教育の力も、家庭の力も落ちているのがもっとも残念なことです。

政権交代がかなう国こそが、政治家が切磋琢磨して、よりよい社会を造るように思います。

民主党のバランス感覚に期待します。

たまご

土曜日に久々にたまごやさんの来る時間に家にいた私とchiee。

たまごを買いに行くのはchieeの役割だ。

「買ってきたよー！」

「ありがとー」

しばらくして台所に行くと、たまごはすでに冷蔵庫のたまご置き場に収まっていた。

あれ？古いのあったはずじゃあ…？

混ざっちゃったのかな？

…と心配して、上の段の奧を見てみると…

3コのたまごに写真のような紙が貼ってあった。

あんたって、気が利くね～

これで前に出してあったら上出来なのに（笑）

喫茶店で

お昼からchieeを連れて、選挙に行った。

終わって喫茶店でお昼を食べることに。

chieeはホットケーキ。

私はカレードリア。

待ちに待って、出てきたホットケーキを見てchieeは目を丸くした。

「ちっさ…」

大食いにはショックは隠せない。

「私が50過ぎの大阪のおばちゃんやったらな…文句言うてるわ」

その基準がよくわからないが。

早々に食べ終わり、chieeのターゲットは私のドリアへ。

私は何となく不調で、chieeと半分ずつ食べた。

いや、半分というより…

「chieeちゃん。ほぼ7:3やったな」（もちろん7がchiee）

「え？6:4やろ？」

「いーえ、7:3」

「うーん。3.5：6.5ってことで…」

「小数点習ったの？」

「ううん。まだ。今、円と球やねん。コンパス使って」

「ふーん。面積は？」

「まだ」

「今から難しくなるよ」

「うん。ちなみに今はいこうそち（移行措置）というのがあって、本当は4年で習うのをやってんねん。4年は5年のを、5年は6年のを、6年は中1のを習ってるんかな？」

chieeの話はまだ続く。

「そしたら大学4年は何を習うんやっちゅう話やねんけど」

どこまでいくねーん！

ひとりでボケるchieeであった。



そして、私が本を読んでいる間、chieeは4コママンガを4本書いた。

選挙に行こう！

今日は、某党首がやってくると聞いて、

chieeとふたり、街頭演説を聴きに行った。

途中、近づいて行くと、演説の声が聞こえてきて、駆け足に。

たぶん、こんなことで走る親子は私たちくらいだろう。

通りに出ると、右と左とで、別々の人が演説をしていた。

聴衆を見ていると、政治や今回の選挙への関心の深さが窺える。

まずそれが大事なのだ。

選挙権は先達の努力によって、市民権や自由権を得る過程で得た権利のひとつだ。

本当は学校で、きちんとこのことを教えてほしいと思うのだけれど。

期日前投票も考えたが、私は選挙にはできるだけchieeを連れて行きたいので、明日投票に行く。

「選挙には行かないといけないんだよ」

と言うより、投票をする私の背中を見て、投票することが当たり前だと感じるようになってほしい。

ただ一番の心配は、

「私に書かせてー！」

と言いそうなことだけれど…（笑）




今日はまだ選挙期間中で公職選挙法に触れるため、ここには詳しく書けないが、chieeに話したことをまた明日以降にアップしたいと思います。

どこまで…

「chieeちゃん、はい、ベルマーク！」

おそらく学校が始まったら持っていくんだろう。

先日、きれいに切り取っていたので、マヨネーズのベルマークを手渡した。

しばらくして、

「chieeちゃん、はい、もう一枚」

「ええ～、またー？」

「面倒くさそうに言うなあ。要らんのー？」

「あーいえいえ、めっそうもない」

…。

ばばくさい。




おとうさんにビーフジャーキーをもらって食べていた。

犬みたいなヤツである。

そして、最近は「ニャンニャン」が口癖。

猫みたいなヤツである。

「最後にもうひとつ、小さいのちょうだい」

ビーフジャーキーを手にしたかと思うと、だだーっと向こうに走っていった。

「ほらー小さいやろ？」

おとうさんはあきれて、

「遠近法でごまかすなーっ！」

悪知恵が働くヤツである。

催促

今日は午前だけ仕事をして帰ってきた。

外でお昼を食べた。

待ち時間に、DSのパンフレットを見ていたchiee。

私は携帯をさわっていた。

「ねえ、おかあさん。ちょっとDS-iの説明していい？」

「え？説明すんの？」

「うん」

イヤイヤそうな様子を示したら、

「淡々と説明しますから！」

私はそんな子に育てた覚えは…

大詰め

明日は登校日。

この日までに宿題を持っていかないといけないと言いながら、どうもお尻に火がつかない。

今日になってやっと読書感想文を書き上げ、自分新聞を作り出した。

お昼に声をかけたら、

「今は忙しいの」

とむげにされた。

さらにわざわざこちらに寄ってきてこう言った。

「今はね！締め切り2日前の漫画家の気分なの！」

ほお～

漫画家の心境は2日前かもしれないが、

あんたは明日なんだよっ！

今日のｃｈｉｅｅ語録

夏休みもいよいよ終わる

…というのにまだ宿題が残っている。

「自分新聞の構成だけでも今日考えや！」

「うん…おかあさん、読書感想文の下書き見てくれたの？」

「ちょっと待って。あれじゃ全然ダメだから…」

「わかった」

「それよりさ、お天気とかお手伝いの記録できてんの？」

「ひょえ～どうしよう…私って…

夏休みに不向き～！」

そんな表現初めて聞きました




おとうさんのバイクの後ろで。

段差にさしかかって、ガタン、ガリッとスタンドを擦ったとき

「イタっ！」

「何が痛いや？おまえ、全然痛くないやろ？」

「え…、そ…そなんだけど、あ…びっくりしたからドキンとして、

心の痛みかな…」

「あんた、詩人やね…」

人とのつながり

昨日は、chieeの英語の先生のおうちに遊びに行きました。

息子さんが手作りピザの準備をしてくださって、chieeと一緒に生地を伸ばしたり、トッピングをしておなかいっぱいいただきました。

先生とも、ご主人ともたくさん話をして、楽しい楽しい時間を過ごしました。

息子さんはずっとchieeの相手をしてくださって。

みんなの暖かい雰囲気に包まれて、あっという間に時間は過ぎました。

先生のご自宅は、うちからはずっと遠くて、こうしてご縁ができて、出会いというのは不思議なものだなあと思います。




最近、仕事でも、多くの出会いに感謝しました。

大変な状態が続いていたのでなおのこと、人との関わりがとてもありがたく身にしみ、人との関わりに支えられる日々でした。

お互いに感じる心がないと、その出会いは「縁」にはなりません。

どんな出会いも、まず私自身が大事にしたいと思う今日この頃です。

さらに

chieeのキッザニア攻撃はまだまだ続く。

ネットで攻略法？なるものを調べては話してくれる。

とうとうこんなものを作り出した。

相変わらず形からだね…

服装チェックとか持ち物チェックとかパビリオンチェックとか…

でもこの手の冊子が完成したのを見たことはないんだけどね。




今週の精神的負荷はハンパじゃなかった。

本当に今回は別の課の上司の行動力と、直接の上司の判断力と指導力に助けられた。

自分がソーシャルワーカーとしてどれだけ未熟かを痛感した。

きっとソーシャルワークに正答はないと思う。

判断、対応、連携…ベターの途を探していくだけでもどれだけ困難か。

解決しても結果に満足してはいけない。

それは自己満足でしかないだろう。

自問自答しながら、客観的に批判的に自分を見つめていくことを決して忘れないようにしよう。




あ～ねむたい。

今日は爆睡だー！

オリンピック競技

オリンピック競技からソフトがはずれ、7人制ラグビーが採用されることが決まった。

あ～おとうさんは残念。

私も残念だけど、ラグビーが入ったことはうれしい。

7人制であれば日本人の特性を活かせるだろう。

ソフトの復活をいつか願っています。




仕事でパニック気味です。

何とか元気でやっていられるのは、人間関係が良好なこと、信頼できる人が周囲にいること、そして。

GReeeeNの【歩み】のおかげです。

ずっと聴いていると元気が出ます。

朝の目覚ましの曲はどんどん嫌いになっていったのに、これだけは眠さに負けません。

「今日も頑張ろう！」

って。

結界

帰ってきたら、

【キッザニア行きたいです】

パソコンの周囲がお札でいっぱいで結界が張られていた…

甲子園球場に行ったのが失敗だった。

いつまで続くんだろう、キッザニア攻撃。

さっきパソコンで持ち物チェックしてた。

イラストまでいただきました。

chieeの盛り上がりモードに反比例して少々食傷気味です…

懇願

仕事帰りに職場の友人と寄り道をしたので、chieeと外食をして遅くに自宅に戻ってきた。

パソコンの前に来ると、メモ紙が。

【ヨロシクオネガイシマス

キッザニアにものすごく行きたいです。

おふろやさんに

行きたいです。

chiee】

あんた、子どもなのかおばちゃんなのか、よくわからないね。

その後も家中にお札を貼り続ける。

とうとう、オリエンテーリング風に、一字ずつあちこちに貼ってある。

キッザニアをテーマにした川柳も。

そのエネルギーを読書感想文と工作に費やしてほしい。

がんばるじゃん、私。

今日は、一心寺にお参りにいって、阪神なんば線を使って甲子園に行った。

一心寺は宗派に関係なく納骨を受け入れ、仏教のお寺には間違いないのだが民間信仰に近い立場にあり、多くの人が訪れる。

私は何度が訪れて、ここがなんとなく好きになった。

天王寺から一心寺、一心寺から恵美須町と炎天下を歩き、甲子園でも外野でずっと日に当たっていた。

でもまだ頑張れる気がするのは何だろう？

どこにこんなエネルギーが残ってるんだろうと思うくらいだ。

ちょうど智弁和歌山と札幌第一の試合が始まったところで、智弁が前半にエラーがらみで先制されていたのだが、後半に追い上げ、9回表に大逆転するという智弁側から見ると最高の試合展開だった。

和歌山はおじいちゃんの生まれ故郷。

おじいちゃんの生家は今もかつらぎにあって、結婚してから毎年、みかんと柿と桃には不自由したことがないのだ。

おじいちゃんも喜んでることだろうな。



chieeは一心寺も野球もおつきあいみたいなものだったけど、最近は、野球にも詳しくなってきたので、いっぱしのコメントを入れながら見ていた。

勝ったせいもあって、今までで一番おもしろかったらしい。

でもおもしろかった理由の中に

「2種類のカレーが食べれたから…」

は入れないでほしい。

しかも帰りにキッザニア甲子園が見えると、

ひたすらキッザニア再訪を懇願してうるさいうるさい。



でも、どこかいい一日だった。

甲子園

暑いのに物好きな…