今、私とchieeの共通の話題は
【20世紀少年】
この前、第一部をTVで観て触発され、少しずつ読んでいる。
「おかあさん、これどういう意味だろ?ケンジが、サダキヨが、フクベエが…」
とやたらと聞いてくるが、あんたの方がずっと先を読んでるじゃん。(宿題もせんと)
おかあさん、全然意味解らないよ。
何度も時間が行き来して、登場人物も多いし、とってもややこしい話なのに、chieeは続けて読んでいる。
私には懐かしい風物もたくさん出てくるけど、chieeには過去も未来もまったく縁がないはずなのに、昨日、突然、
「おかあさん…万博音頭歌ってくれる?」
「は?」
「こんにちは~こんにちは~せかいの~くにから~♪この後は?」
なぜそこまでを知ってる…やっぱり昭和の生まれ変わり…
「違うよ、TVで聞いたことあるから、そこまで憶えたんだよ」
続きをうたってあげた。
「おかあさんは行ったことあるの?」
「おかあさんは福岡にいたから。おとうさんは行ったよ」
「へえ~」
そのときの興奮はたぶんマンガの中の主人公たちと同じだろう。
その時の入場券とか資料はそのままいっぱい保存してある。
記念切手もある。
エキスポランドは閉鎖が決まったし、公園内にある国際児童文学館も閉館の予定だ。
今や、3Dも特殊撮影もそんな特別な場所に行かなくても、日常の中にある。
あのときの【未来】はその多くが現実になっている。
時の流れとはそんなものなのかもしれない。
それにしても読むのが早いchiee。
自分が2年生のときには考えられないなあ。